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ラブカルチャースクール 2
第25章 M Lesson 9回目

カタッ…
「こちらですか…」
綺麗な指で扇子を持つ姿が妙にマッチしている。
ヤナセに掛かれば何でも絵になるんだなぁ…
きっと杓文字を持たせても、完璧に見えるだろう。
パタパタパタ…
ヤナセはゆっくりと扇子を広げた。
「なるほど…表面を樹脂加工してあるんですね…」
人差し指で確かめる様に、扇子の骨や扇面を撫でていく様子に…
「あっ…」
思わず声が漏れてしまった。
「琴海様?」
慌てて口を両手で塞ぎ
「にゃんでも…ないです…」
やだ私…変な声出しちゃった…。
さっきまで自分の中を疼かせてたものがヤナセの手で弄られてると思うと何か変な気分だった。
ヤナセは扇子をグニッと曲げだして
「ハナブサの報告では…これを筒状にしたようですが…」
わっ!
やっぱりちゃんと報告されてるんだ!
「はいっ!そうなんです!これがですね〜丸まって〜スポッと填めるんですよ!」
「填めるんですか…」
「あ…は…ぃ…」
しまった…力説し過ぎた…。
カァ〜と顔が熱くなる私に、ヤナセはまた口元に手を当てて肩を揺らしていた。
「こちらですか…」
綺麗な指で扇子を持つ姿が妙にマッチしている。
ヤナセに掛かれば何でも絵になるんだなぁ…
きっと杓文字を持たせても、完璧に見えるだろう。
パタパタパタ…
ヤナセはゆっくりと扇子を広げた。
「なるほど…表面を樹脂加工してあるんですね…」
人差し指で確かめる様に、扇子の骨や扇面を撫でていく様子に…
「あっ…」
思わず声が漏れてしまった。
「琴海様?」
慌てて口を両手で塞ぎ
「にゃんでも…ないです…」
やだ私…変な声出しちゃった…。
さっきまで自分の中を疼かせてたものがヤナセの手で弄られてると思うと何か変な気分だった。
ヤナセは扇子をグニッと曲げだして
「ハナブサの報告では…これを筒状にしたようですが…」
わっ!
やっぱりちゃんと報告されてるんだ!
「はいっ!そうなんです!これがですね〜丸まって〜スポッと填めるんですよ!」
「填めるんですか…」
「あ…は…ぃ…」
しまった…力説し過ぎた…。
カァ〜と顔が熱くなる私に、ヤナセはまた口元に手を当てて肩を揺らしていた。

