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ラブカルチャースクール 2
第25章 M Lesson 9回目
ヤナセは肩を揺らしたまま

「クスクス…ハナブサは…ああ見えても一番奇抜な事を考え出すんですよ…さぞ驚かれましたでしょ…」

楽しそうにハナブサの特質を解説した。

「さぞといいますか…かなり驚きました…」

思い出しだけで、また奥がジンジンしてきそうだ。

ヤナセは再度、報告を確認し

「なるほど…この要の部分で責められたんですね…」

レッスンで散々ポルチオを責めたてた、扇子の要をヤナセは指先でクニクニと動かす。

「ひゃぁ!」

その動きが妙に厭らしくて、また変な声を発してしまった。

「琴海様…扇子に反応してしまいますか?」

流石のヤナセ!
もう察した様で…更に…

「琴海様…因みにハナブサからのアドバイスで…要を男性器の根元に装着した場合…上下運動…つまりピストン運動になりますが…」

『自主トレ』のレクチャーが開始された。

専門用語とはいえ、いつもの如く美しい顔で涼しげに語られるのはやっぱり、聞いている方が気恥ずかしい。

「はぁ…」 

『秘伝の奥義』取説はまだ続き…

「その動きに合わせて要に圧がかかるとこの様に…」

ヤナセは自分の手のひらで直角に曲げた要を押して圧力を掛けた…

すると…

パタパタ…パタパタ…

「あぁっ!」

扇面が少しだけど、開閉した!

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