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ラブカルチャースクール 2
第26章 Lesson 宿題
ワタリは少し目を開いて一呼吸おき…

「そうか…有難う…」

「えっ…」

ボソッと呟く様に言って、トレーで運んで行った。

スフレを持って来たワタリにホズミはプゥ〜と頬を膨らまし

「あら〜!ワタリが持って来たの〜!」

「不服か…」

「チワワちゃんのプルプルしてる所が楽しみなのにぃ〜!」

姉さんに文句を言われながらも、ワタリは二人の前にスフレを置いていく。

てか…姉さん…
そんなのを楽しみにしてたんですか…。

「はい〜琴海ちゃん、ワタリくんのアールグレイだよ〜」

「はぁい!」

店長が淹れたアールグレイをワタリに持って行くと、無言でスフレを運んだトレー差し出され…

「はいっ!」

反射的に、受け取ってしまった。

ホズミは口に運びかけた、スプーン止め

「なに…その阿吽の呼吸…」

「あ…何となく…」

ワタリはホズミのツッコミを気にもせず

「チビはもう…震えたりしないだろう」

何だかフォローまでしてくれている。

「あらなに〜ワタリったら〜チワワちゃんのお守り役のつもり〜」

ホズミは意味深に笑って、突ついたスフレを口に放り込んだ。

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