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ラブカルチャースクール 2
第26章 Lesson 宿題
目の前でイケメンコントが繰り広げられている…
ちょっと貴重かもしれない。

「チワワちゃんお会計するわぁ〜!」

ホズミが腰のポケットから薄目の長財布を取り出す仕草に、やっぱりメンズなんだと気付かされる。

「えっと…分けます?」

「纏めてで大丈夫よ〜!」

「姉さん太っ腹ですね!」

「うふふふ〜細いのに太いでしょ〜!やぁ〜ん!」

自分で言って恥ずかしいのか、手をバタバタさせる。

「あははっ!領収書は切りますか?」

「そうね〜ヤナセの名前で、100万で書いといて〜」

「えぇっ!100万!?」

まぁ…ヤナセならキャッシュでポンと払えそうだけど…。

「そんなのスクールに出したら、驚くかしらね?」

「ははははっ!姉さんスクールを驚かせたいんですか〜?」

「ちょっとオッさんどもをビビらせてやろかってね〜」

姉さんは不意打ちのイケメンモードで、ニヤリと笑う意地悪っぽい表情が、ちょっとカッコ良く見えた。

「たく…姉さんの考える事は面白いですね…」

「うふっ!褒められちゃった〜!」

でも、直ぐにお姉に戻った。

ホズミの長い指に、お釣りを渡しながら

「あっ…ホズミ姉さん!こないだの宿題なんですけど…」

ホズミは、タレ目がちの目を大きく開いて

「あらっ!宿題の答えだせたの〜?」

興味津々に聞いてきた。

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