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ラブカルチャースクール 2
第27章 M Lesson 10回目
ドックン…
レッスン並みに、胸に緊張が走った。
「私が講師を目指してるのは…知ってると思うんだけど…」
「うん…」
ドックン…
また緊張感が高まる…
なんか…告白するみたいな気分。
「まだ…離婚が確定してなくて…」
「そっか…辛い?」
「うん…先が不透明で…」
「だよね…」
静かに相槌を打って、先ずは私の気持ちを理解してくれ様とするコウセイの優しさが伝わってくる…。
「何度か掛け合ったり…話し合いしようとしても…全然相手にして貰えなくて…」
「う〜ん…」
コウセイは腕を組み眉間に皺を寄せ、考え込む様に
ドサッ!
ソファーの背凭れに寄りかかった。
「旦那…確かに俺と同い年だったよね?」
「はい…」
ドックン…ドックン…
コウセイは両手で顔を覆い
「はぁ〜ダメな世代だなぁ〜!」
情けない声で、ボヤいた。
「コウセイ…さん?」
「あぁ〜昔の俺みたい…身につまされるぅ〜!」
え…昔の?
コウセイと旦那が似てるって事!?
「ウチの旦那とコウセイさん…全然似てる感じがしないんですけど…」
顔を覆った手をおでこに移動させたコウセイは、天井を仰ぎ
「いや…俺もちゃんとアイツと向き合えてなかったもん…」
『アイツ』…奥さんの事だ…
天井を見詰めるコウセイの横顔は…
まだ奥さんの事を想っている様に思えた。
レッスン並みに、胸に緊張が走った。
「私が講師を目指してるのは…知ってると思うんだけど…」
「うん…」
ドックン…
また緊張感が高まる…
なんか…告白するみたいな気分。
「まだ…離婚が確定してなくて…」
「そっか…辛い?」
「うん…先が不透明で…」
「だよね…」
静かに相槌を打って、先ずは私の気持ちを理解してくれ様とするコウセイの優しさが伝わってくる…。
「何度か掛け合ったり…話し合いしようとしても…全然相手にして貰えなくて…」
「う〜ん…」
コウセイは腕を組み眉間に皺を寄せ、考え込む様に
ドサッ!
ソファーの背凭れに寄りかかった。
「旦那…確かに俺と同い年だったよね?」
「はい…」
ドックン…ドックン…
コウセイは両手で顔を覆い
「はぁ〜ダメな世代だなぁ〜!」
情けない声で、ボヤいた。
「コウセイ…さん?」
「あぁ〜昔の俺みたい…身につまされるぅ〜!」
え…昔の?
コウセイと旦那が似てるって事!?
「ウチの旦那とコウセイさん…全然似てる感じがしないんですけど…」
顔を覆った手をおでこに移動させたコウセイは、天井を仰ぎ
「いや…俺もちゃんとアイツと向き合えてなかったもん…」
『アイツ』…奥さんの事だ…
天井を見詰めるコウセイの横顔は…
まだ奥さんの事を想っている様に思えた。