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ラブカルチャースクール 2
第27章 M Lesson 10回目
「コウセイさんは…どっちから離婚を切り出しましたか?」
その問い掛けに、コウセイは一瞬目を見開き
「琴ちゃん…結構大胆に聞いてくるね~」
「あ…すみません…何かもうぶっちゃけトークみたいで…」
「あはははっ!ぶっちゃけかぁ~…はぁ…」
大声で笑った後に、一息深い溜め息を吐き…
珈琲を一口飲んだ。
「離婚を切り出したのは相手からだよ…俺は別れたくなかったから…」
「うん…」
コウセイは自嘲的に笑いながら
「朝から晩まで仕事三昧で、休みも返上して走り回って…そしたら離婚届け突き付けられて…無視してたら居なくなってたなぁ~」
「え…出てちゃったんですか?」
今のコウセイを見てたら、奥さんに捨てられるなんて、想像出来ないけど…。
「そっ!もう~超ショックでさぁ~しばらく仕事休んじゃったもん!」
「そんなに!?」
結構大変だったのに、コミカルに語るコウセイの話し方に引き込まれてしまい、身を乗り出して食い付いてしまう。
流石、元敏腕営業マン!
「そしたらさぁ~『なんだぁ自分休めたんじゃん』って…」
「はい…」
「家庭のために一所懸命働いてたと思ったのに…奥さんに逃げられてようやく大切な事に気付けた訳~」
コウセイは残りの珈琲を飲み干して、ニカッと満面の笑顔を見せた。
その問い掛けに、コウセイは一瞬目を見開き
「琴ちゃん…結構大胆に聞いてくるね~」
「あ…すみません…何かもうぶっちゃけトークみたいで…」
「あはははっ!ぶっちゃけかぁ~…はぁ…」
大声で笑った後に、一息深い溜め息を吐き…
珈琲を一口飲んだ。
「離婚を切り出したのは相手からだよ…俺は別れたくなかったから…」
「うん…」
コウセイは自嘲的に笑いながら
「朝から晩まで仕事三昧で、休みも返上して走り回って…そしたら離婚届け突き付けられて…無視してたら居なくなってたなぁ~」
「え…出てちゃったんですか?」
今のコウセイを見てたら、奥さんに捨てられるなんて、想像出来ないけど…。
「そっ!もう~超ショックでさぁ~しばらく仕事休んじゃったもん!」
「そんなに!?」
結構大変だったのに、コミカルに語るコウセイの話し方に引き込まれてしまい、身を乗り出して食い付いてしまう。
流石、元敏腕営業マン!
「そしたらさぁ~『なんだぁ自分休めたんじゃん』って…」
「はい…」
「家庭のために一所懸命働いてたと思ったのに…奥さんに逃げられてようやく大切な事に気付けた訳~」
コウセイは残りの珈琲を飲み干して、ニカッと満面の笑顔を見せた。