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ラブカルチャースクール 2
第27章 M Lesson 10回目
「コウセイさん、お待たせしました」

ローブに着替えて、ベッドまで躊躇なく歩いていく。

前だったら一歩踏み出すだけでも足が震えていたのに… 
慣れとは恐ろしいなぁ〜。

コウセイに近くに寄ると

「琴ちゃん座って〜今日の体位なんだけど、一応三つ選んだんだ。体調の状態で様子見ようね〜」

「はい!分かりました!」

やはりスタンダードからの付き合いだからか、コウセイは落ち着く。

そういう点だったら、マサキもだ。

タブレットを見せて貰うと、コウセイチョイスは…

『うしろやぐら』
『こたつかがり』
『碁盤攻め』

え…?

「コウセイさん…これ全部…バック系ですよ…」

お互い向き合う体位がない。

コウセイはニカッと笑い

「そうなんだよね〜バックってさぁ〜角度とかで傷付たり痛めちゃったりするから〜俺とならバックはもう大丈夫でしょ!」

「そ…そうですけど…」

「それに後ろからって相手の顔が見えない分、何されるか不安な事もあったりするから〜慣れてる相手がいいと思ってね〜」

「まぁ…確かに…」

コウセイの説明は、妙に説得力を感じてしまう。

これがハヤトやナツだったら確かにちょっと不安かも…。

でも…

「コウセイさん…あの…」

「ん〜?他の体位にする?」

ニコニコ笑うコウセイの顔を見ると、気が引けて聞きたい事を飲み込む。

「いえ…宜しくお願いします…」

「こちらこそ〜!」

アナルは大丈夫かな…。

そんな事を考えながら、キュッとお尻を引き締めた。


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