この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ラブカルチャースクール 2
第27章 M Lesson 10回目
カチャ…
帰り支度を終えて控え室に行くと、ドアの近くでコウセイが立っていた。
「大丈夫?歩ける?」
私の足取りを心配して、待っていてくれたようだ。
「ふふ…コウセイさん…ヤナセみたい…」
マスターコースになってから、レッスンが終わった後ヤナセがドアの前で、待っていてくれているのが増えた。
知らないコウセイは、思いっきり怪訝な顔をして
「俺が!?それはないっしょ〜!」
心の底から全否定をする。
理由を特に告げずに、小さく微笑むと
「何々〜?琴ちゃんの笑い、意味深だな〜!」
コウセイは笑いながら、念のためか私の手を取ってソファーまで連れて行ってくれた。
「有難う…コウセイさん」
横に座ったコウセイは、ちょっと寂しそうな表情になり
「琴ちゃんのマスターのレッスンも残り僅かになったね…俺が担当も今日で最後かもなぁ〜」
トックン…
しみじみと言われると、凄く寂しくなってくる。
「あ…でも…まだ48手、終わってないですし…」
コウセイは頬杖を付きながら、もう片方の手でタシタシと私の頭を撫でて
「うんうん…琴ちゃん、優しいなぁ…次は何処で会えるか楽しみにしてるね」
いつもの温かい笑顔を見せる。
「旦那さんの事とか、色々あって大変だけどさ…泣きたくなったらいつでも俺の胸に飛び込んでおいで〜!」
ガバッとコウセイは両腕を広げた。
帰り支度を終えて控え室に行くと、ドアの近くでコウセイが立っていた。
「大丈夫?歩ける?」
私の足取りを心配して、待っていてくれたようだ。
「ふふ…コウセイさん…ヤナセみたい…」
マスターコースになってから、レッスンが終わった後ヤナセがドアの前で、待っていてくれているのが増えた。
知らないコウセイは、思いっきり怪訝な顔をして
「俺が!?それはないっしょ〜!」
心の底から全否定をする。
理由を特に告げずに、小さく微笑むと
「何々〜?琴ちゃんの笑い、意味深だな〜!」
コウセイは笑いながら、念のためか私の手を取ってソファーまで連れて行ってくれた。
「有難う…コウセイさん」
横に座ったコウセイは、ちょっと寂しそうな表情になり
「琴ちゃんのマスターのレッスンも残り僅かになったね…俺が担当も今日で最後かもなぁ〜」
トックン…
しみじみと言われると、凄く寂しくなってくる。
「あ…でも…まだ48手、終わってないですし…」
コウセイは頬杖を付きながら、もう片方の手でタシタシと私の頭を撫でて
「うんうん…琴ちゃん、優しいなぁ…次は何処で会えるか楽しみにしてるね」
いつもの温かい笑顔を見せる。
「旦那さんの事とか、色々あって大変だけどさ…泣きたくなったらいつでも俺の胸に飛び込んでおいで〜!」
ガバッとコウセイは両腕を広げた。