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ラブカルチャースクール 2
第27章 M Lesson 10回目
「あ…でも…お忙しいと思いますので…」
無駄な抵抗だと解っていても、一応言ってみるとヤナセはニッコリ微笑んだ。
あ…この笑顔…やっぱり無駄な抵抗だった。
まるで自首でもするかの様に、自ら左手を差し出し
「お願い…致します…」
「はい…畏まりました…」
ヤナセに預ける。
うぅぅぅ〜!
この人の逆らえる老若男女がいたら、会ってみたいわぁ…。
下唇を突き出しながら、マッサージをしてくれているヤナセを見やる。
少し目を伏せ、薄茶の睫毛がヘーゼルの瞳に影を落として、それだけで色っぽい…。
白くて綺麗な指先はコウセイの熱い手より冷たかったけど、マッサージで温かくなる私の体温と一緒に、ポカポカしてきた。
でも…
「あぁっ!そこ…凄いぃぃ…やぁぁぁ〜!あぁぁぁ!」
「左手もかなり凝ってますね…」
ヤナセは凝っている所を的確に狙って、グイグイとあちこち指圧していく。
指圧されているのは手のひらなのに肩や頭までピリピリとして、改めて身体って繋がってるんだと実感した。
そんな強く押されている訳じゃないのに…
「いっ…つぅぅぅ…あぁ…ぁ…あぁっ!ひゃぁ!うっ!」
「琴海様…確かに毎日ストレッチはされてても…凝る所は凝りますよ…」
肘の付近をググッと押されると…
「あぁぁぁっ!……っ…」
声にならなくて、口を大開して、固まってしまった。
無駄な抵抗だと解っていても、一応言ってみるとヤナセはニッコリ微笑んだ。
あ…この笑顔…やっぱり無駄な抵抗だった。
まるで自首でもするかの様に、自ら左手を差し出し
「お願い…致します…」
「はい…畏まりました…」
ヤナセに預ける。
うぅぅぅ〜!
この人の逆らえる老若男女がいたら、会ってみたいわぁ…。
下唇を突き出しながら、マッサージをしてくれているヤナセを見やる。
少し目を伏せ、薄茶の睫毛がヘーゼルの瞳に影を落として、それだけで色っぽい…。
白くて綺麗な指先はコウセイの熱い手より冷たかったけど、マッサージで温かくなる私の体温と一緒に、ポカポカしてきた。
でも…
「あぁっ!そこ…凄いぃぃ…やぁぁぁ〜!あぁぁぁ!」
「左手もかなり凝ってますね…」
ヤナセは凝っている所を的確に狙って、グイグイとあちこち指圧していく。
指圧されているのは手のひらなのに肩や頭までピリピリとして、改めて身体って繋がってるんだと実感した。
そんな強く押されている訳じゃないのに…
「いっ…つぅぅぅ…あぁ…ぁ…あぁっ!ひゃぁ!うっ!」
「琴海様…確かに毎日ストレッチはされてても…凝る所は凝りますよ…」
肘の付近をググッと押されると…
「あぁぁぁっ!……っ…」
声にならなくて、口を大開して、固まってしまった。