この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ラブカルチャースクール 2
第28章 Lesson マッサージ
チーン!
エレベーターのドアは直ぐに開いて、ワタリは一早く乗り込んだ。
「ちょっと〜!またレディーファースト忘れてるじゃないの〜」
ワタリは鋭いイーグルアイでホズミをジロッと睨み付けて、数字が変わっていく階数表示に視線を移した。
さっきの姉さんの言葉の意味…
なんだったんだろう…。
手のひらに乗せられたアンまんを見詰めながら、少しドキドキする胸を落ち着けようとする。
「あぁ〜!分かったわよ〜!ワタリのアンまん、チワワちゃんにあげたから怒ってんでしょ〜!」
「へ…アンまん…?」
これにはワタリも、素早く反応して
「阿保かお前…」
「これ…ワタリさんの分だったんですか?」
瞬間、ワタリが渋い顔になった。
どうしよう…知らずとはいえ、貰ってしまった…。
「お返し…します…」
おずおずと指先揃えて、アンまんを差し出すと…
「いいから…食え…俺は別に要らん…」
そう言って、フイッと顔を逸らされた。
ドックン…
あ…余計な事、しちゃった…。
一気に怖気ずいて、少し項垂れると
「もう〜!ワタリったら〜爽やかな笑顔で言ってあげなさいよ〜!」
姉さんは上半身を傾け、私の顔を覗き込み
「いいから食べて…俺は大丈夫だから…」
めちゃセクシーフェロモンを飛ばしながら、笑顔で囁いた。
エレベーターのドアは直ぐに開いて、ワタリは一早く乗り込んだ。
「ちょっと〜!またレディーファースト忘れてるじゃないの〜」
ワタリは鋭いイーグルアイでホズミをジロッと睨み付けて、数字が変わっていく階数表示に視線を移した。
さっきの姉さんの言葉の意味…
なんだったんだろう…。
手のひらに乗せられたアンまんを見詰めながら、少しドキドキする胸を落ち着けようとする。
「あぁ〜!分かったわよ〜!ワタリのアンまん、チワワちゃんにあげたから怒ってんでしょ〜!」
「へ…アンまん…?」
これにはワタリも、素早く反応して
「阿保かお前…」
「これ…ワタリさんの分だったんですか?」
瞬間、ワタリが渋い顔になった。
どうしよう…知らずとはいえ、貰ってしまった…。
「お返し…します…」
おずおずと指先揃えて、アンまんを差し出すと…
「いいから…食え…俺は別に要らん…」
そう言って、フイッと顔を逸らされた。
ドックン…
あ…余計な事、しちゃった…。
一気に怖気ずいて、少し項垂れると
「もう〜!ワタリったら〜爽やかな笑顔で言ってあげなさいよ〜!」
姉さんは上半身を傾け、私の顔を覗き込み
「いいから食べて…俺は大丈夫だから…」
めちゃセクシーフェロモンを飛ばしながら、笑顔で囁いた。