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ラブカルチャースクール 2
第28章 Lesson マッサージ
「わっ!ヤナセさん!」
突然の登場に驚いて、思わずアンまんを落としそうになる。
「おっと!危ない!」
ヤナセが咄嗟に、カバーしてくれた。
「あぁっ!すみません!」
本当にいつも、ヤナセに手間を掛けさせてしまう。
ヤナセは私の手にしたから自分の手を添えたまま、もう片方の手で乱れた髪を耳に掛け
「アンまんですか?」
不思議そうに聞かれた。
「さっきエレベーターで、ホズミさんたちに会って…コンビニに中華まん買いに行ったからって、貰ったんです!」
端的に一気に説明すると、ヤナセは少し眉を上げ…
「なるほど…では、お茶を入れますね…琴海様どうぞ奥へ…」
アンまんを救った指先を綺麗に揃えて、スーッと美しい仕草でラウンジの方へ手差し出す。
あぁ…今日も見事な貴公子っぷりでございます。
ヤナセの周りだけキラキラ光って、花弁が舞っている様に見える。
「琴海様…眠いですか?」
「ほへ?いえ、ちょっと疲れてますけど、眠くはないです」
「クス…そうですか、目を擦られていたので…ではアンまんを食べたら、施術室にご案内致しますので…」
「はい!宜しくお願いします!」
この時点で18時を少し過ぎてしまっていたので、急いでアンまんを頬張ったのだった。
突然の登場に驚いて、思わずアンまんを落としそうになる。
「おっと!危ない!」
ヤナセが咄嗟に、カバーしてくれた。
「あぁっ!すみません!」
本当にいつも、ヤナセに手間を掛けさせてしまう。
ヤナセは私の手にしたから自分の手を添えたまま、もう片方の手で乱れた髪を耳に掛け
「アンまんですか?」
不思議そうに聞かれた。
「さっきエレベーターで、ホズミさんたちに会って…コンビニに中華まん買いに行ったからって、貰ったんです!」
端的に一気に説明すると、ヤナセは少し眉を上げ…
「なるほど…では、お茶を入れますね…琴海様どうぞ奥へ…」
アンまんを救った指先を綺麗に揃えて、スーッと美しい仕草でラウンジの方へ手差し出す。
あぁ…今日も見事な貴公子っぷりでございます。
ヤナセの周りだけキラキラ光って、花弁が舞っている様に見える。
「琴海様…眠いですか?」
「ほへ?いえ、ちょっと疲れてますけど、眠くはないです」
「クス…そうですか、目を擦られていたので…ではアンまんを食べたら、施術室にご案内致しますので…」
「はい!宜しくお願いします!」
この時点で18時を少し過ぎてしまっていたので、急いでアンまんを頬張ったのだった。