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ラブカルチャースクール 2
第28章 Lesson マッサージ
「元気だよ…セイジは?」

セイジはポンポンと背中を優しく撫でてくれながら…

「うん…俺も元気だよ」

甘い笑顔で視線を見詰めてくるセイジ…

ドキドキしながら頬を染める私は…

ゆっくり瞼を閉じる…

「琴海、じゃぁ初めよっか!」

「へ…もう?」

「うん、120分だから、帰り遅くなっちゃうだろ?早く始めようね」

セイジはそう言って、爽やかに微笑んだ。

「う…うん…そうだけど…」

やっぱり普段のレッスンとは違うんだね…
ちょっと期待しちゃって、恥ずかしいな…。

セイジの服装も、普段のスーツと違って本当のマッサージ師の人みたいなのを着ていた。

「今日は流石にスーツじゃないんだね…」

「そっか、いつもスーツだもんね!これはケーシーって言って、医療やマッサージ用の白衣だよ」

「へぇ…そう言うんだ…似合うねセイジ…」

スタイルも良いからだろうけど、白衣姿が凄く素敵に思えた。

きっと何着ても似合うんだろうな〜!

ウットリと見惚れていると…

「琴海、始める前にそのネックレスは外しておこうか」

セイジから貰ったネックレスを、つけたままでいた。

「あ…うん!いつもつけてるから、身体の一部みたいになってて…」

優しく笑いながらセイジは

「後ろ向いて、俺が外すから」

「あ…うん…」

セイジに背中を向けて、留め金が外し易い様に少し俯いた。


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