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ラブカルチャースクール 2
第28章 Lesson マッサージ
プチン…
留め金が外される音が小さく聞こえた。
「琴海…ここに置いておくね」
壁際に小さなドレッサーみたいな棚が設置されていて、ガラスの小物入れに置いてくれた。
「可愛いね…これ…」
「うん、生徒さんはアクセサリーつけてる人多いからね。無くしたり忘れたりしない様に置いてあるんだよ」
チクン…
「そう…流石…ラブカル…」
そう…ここは『ラブカル』だ…。
生徒は女性ばかりなんだから仕方ない…
うん…うん…。
情けない胸の痛みを抑える様に、胸元に手を当てると、ハープが無いのはかなり寂しく感じてしまう。
あぁ…凄く『依存』してしまっている…。
「有難うセイジ!施術お願いします!」
そんな気持ちを誤魔化しながら、ピョンと施術台の上に飛び乗る。
「琴海?」
セイジが不思議そうに呼び掛けてきたが
「セイジ、明日朝早いんじゃない?遅くなるから早く切り上げよう!」
本当だったら、時間が許す限り一緒に居たいけど…
その分また離れ難くなってしまう…。
セイジも察してくれたのか、声を明るくして
「分かった!しっかりと気持ち良くするから!」
「へへへ〜うん!」
「最初はうつ伏せで寝て」
「はい!」
セイジにマッサージして貰うなんて、こういうのもたまにはいいなぁ〜。
施術台にうつ伏せになると、顔の部分は輪っか状で穴が空いていて、頭を横向きにしなくても大丈夫になっている。
本当にマッサージ店に、来たみたいだった。
留め金が外される音が小さく聞こえた。
「琴海…ここに置いておくね」
壁際に小さなドレッサーみたいな棚が設置されていて、ガラスの小物入れに置いてくれた。
「可愛いね…これ…」
「うん、生徒さんはアクセサリーつけてる人多いからね。無くしたり忘れたりしない様に置いてあるんだよ」
チクン…
「そう…流石…ラブカル…」
そう…ここは『ラブカル』だ…。
生徒は女性ばかりなんだから仕方ない…
うん…うん…。
情けない胸の痛みを抑える様に、胸元に手を当てると、ハープが無いのはかなり寂しく感じてしまう。
あぁ…凄く『依存』してしまっている…。
「有難うセイジ!施術お願いします!」
そんな気持ちを誤魔化しながら、ピョンと施術台の上に飛び乗る。
「琴海?」
セイジが不思議そうに呼び掛けてきたが
「セイジ、明日朝早いんじゃない?遅くなるから早く切り上げよう!」
本当だったら、時間が許す限り一緒に居たいけど…
その分また離れ難くなってしまう…。
セイジも察してくれたのか、声を明るくして
「分かった!しっかりと気持ち良くするから!」
「へへへ〜うん!」
「最初はうつ伏せで寝て」
「はい!」
セイジにマッサージして貰うなんて、こういうのもたまにはいいなぁ〜。
施術台にうつ伏せになると、顔の部分は輪っか状で穴が空いていて、頭を横向きにしなくても大丈夫になっている。
本当にマッサージ店に、来たみたいだった。