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ラブカルチャースクール 2
第28章 Lesson マッサージ
そんな煩悩を打ち消されるかの様に

「脇からも結構凝るんだよね」

「そうなん…いだだだだだぁ〜!」

今度は肩甲骨の上から回す様に脇に向かって揉まれていくと、予想以上の痛みが襲ってきた。

「あとね〜二の腕とかも…こことか…」

脇から沿って二の腕も肘に向かって揉まれ、腱、手のひら、手の甲に指と…
隅々までモミモミされていく。

勿論、先日ヤナセに責められた『曲池』も再び指圧され

「きぃぃぃ〜! 」

妙な声を出して、膝から下をバタバタさせると

「ははは〜凝ってると、ここ痛いよね〜!」
  
隠れSのセイジは楽しそうに言うもんだから、一瞬にしてムラムラも飛んでいってしまいそうだ。

「セイジの意地悪〜!」

「虐めてないって〜!」

でも、こんなに身体中触って貰えたのは、スタンダードの性感帯チェック以来な気がして、何気に嬉しかったりもしたけど。

「重たい頭を支えてる、首筋も凝りやすいよね…付け根とか…ほら凄く硬くなってる…」

シコリみたいな塊があるのが、自分でもわかる。

「あぁ…やぁ…ぁ…いぃ…ひぃぃぃ…」

セイジは塊をグイグイとやっつけながら

「これが無くなったら、頭も軽くなると思うよ。琴海、次は上向きに寝っ転がって」

「上向き!?」

やっとだ…
やっと、セイジの顔が見れる体勢になったぁ〜!

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