この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ラブカルチャースクール 2
第28章 Lesson マッサージ
なっ…何?
もしかして…『キス』
やだ…どうしよう…
やっぱり…凄く…嬉しい…。
胸の真ん中でドキドキと、鼓動が速まってきてしまったが…
プニン…プニン…
今度は弾むように唇に何かが触れて、慌てて目を開くと
「あ…ごめん…琴海の唇が可愛いかったから…」
唇に触れていたのは…セイジの指だった…。
「ふにゃぁ〜!」
嬉しいような…悲しいような…
何とも複雑な気分になって、妙な声とともに泣きそうな顔をしてしまった。
「えっ!?琴海、どうしたの?」
突然半泣き状態の私に、セイジも焦りだす。
「なんでも…ない…」
益々泣きたくなって、交差させた両腕を顔を覆う。
セイジは悪くない…
これしきの事で一喜一憂してしまう自分が余りにも情けない。
「琴海…終わったから、一旦身体を起こして」
更にいつの間にかマッサージも終わってしまった。
刻々と『別れ』の時が近付いてくる。
「うん…有難う…」
セイジと視線を合わせない様に、もそもそと起き上がる。
「あと軽く肩を叩くから、背筋を伸ばして座ってて」
「うん…」
施術台に腰を掛けたままセイジに背を向けて座ると、軽く合わせた手で両肩をポンポンと数回弾くように叩かれた。
もしかして…『キス』
やだ…どうしよう…
やっぱり…凄く…嬉しい…。
胸の真ん中でドキドキと、鼓動が速まってきてしまったが…
プニン…プニン…
今度は弾むように唇に何かが触れて、慌てて目を開くと
「あ…ごめん…琴海の唇が可愛いかったから…」
唇に触れていたのは…セイジの指だった…。
「ふにゃぁ〜!」
嬉しいような…悲しいような…
何とも複雑な気分になって、妙な声とともに泣きそうな顔をしてしまった。
「えっ!?琴海、どうしたの?」
突然半泣き状態の私に、セイジも焦りだす。
「なんでも…ない…」
益々泣きたくなって、交差させた両腕を顔を覆う。
セイジは悪くない…
これしきの事で一喜一憂してしまう自分が余りにも情けない。
「琴海…終わったから、一旦身体を起こして」
更にいつの間にかマッサージも終わってしまった。
刻々と『別れ』の時が近付いてくる。
「うん…有難う…」
セイジと視線を合わせない様に、もそもそと起き上がる。
「あと軽く肩を叩くから、背筋を伸ばして座ってて」
「うん…」
施術台に腰を掛けたままセイジに背を向けて座ると、軽く合わせた手で両肩をポンポンと数回弾くように叩かれた。