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ラブカルチャースクール 2
第28章 Lesson マッサージ
「はい…おしまい…そう身体少しは楽になったかな?」
肩を優しく撫でながらセイジは、聞いてきたけど、
「うん…」
身体は確かに軽くなったけど、心がその分重かった。
「まだ怠い所とかあるなら、また揉むからね」
時計を見ると、あと30分くらいは残っている。
「琴海?どこかまだ解し足りない所ある?」
「足りない…ところ…」
「うん…」
ドックン…ドックン…
ごめんなさい…
やっぱり…セイジに…
触れたい…。
「セイジ…隣の座って欲しい…」
「隣?うん、ちょっと待っててね!」
セイジは屈託なく笑って、隣に駆け寄って来てくれた。
「これでいい?」
トスンと腰を下ろしたセイジの腕が微かに触れて、体温が感じられて嬉しくなる。
「うん…有難う…」
「もう…凝ってる所はない?」
優しく微笑んで顔を覗き込んでくるセイジの膝に視線を落とす。
大きくて…温かい…手…。
無意識に近い感じで、自分の手を伸ばし…
長い指先をギュッと握った。
「琴海…?」
「セイジ…ここ…解して…欲しいの…」
握った手をゆっくり持ち上げて…
自分の胸元に押し当てた。
肩を優しく撫でながらセイジは、聞いてきたけど、
「うん…」
身体は確かに軽くなったけど、心がその分重かった。
「まだ怠い所とかあるなら、また揉むからね」
時計を見ると、あと30分くらいは残っている。
「琴海?どこかまだ解し足りない所ある?」
「足りない…ところ…」
「うん…」
ドックン…ドックン…
ごめんなさい…
やっぱり…セイジに…
触れたい…。
「セイジ…隣の座って欲しい…」
「隣?うん、ちょっと待っててね!」
セイジは屈託なく笑って、隣に駆け寄って来てくれた。
「これでいい?」
トスンと腰を下ろしたセイジの腕が微かに触れて、体温が感じられて嬉しくなる。
「うん…有難う…」
「もう…凝ってる所はない?」
優しく微笑んで顔を覗き込んでくるセイジの膝に視線を落とす。
大きくて…温かい…手…。
無意識に近い感じで、自分の手を伸ばし…
長い指先をギュッと握った。
「琴海…?」
「セイジ…ここ…解して…欲しいの…」
握った手をゆっくり持ち上げて…
自分の胸元に押し当てた。