この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ラブカルチャースクール 2
第28章 Lesson マッサージ
キリキリと胸が痛みで疼き出す。

「我が儘言って…ごめんね…」

セイジの腕を解いて、着替えるために身体を離した。

「着替えて…きます…」

さっきだって無理強いしてしまったし、これ以上セイジを困らせちゃいけない。

いい年した大人なんだから…
 セイジは私の体調を気遣ってくれてるんだし…

色んな言葉を並び立てて、自分自身納得させようとする。

でも…胸の痛みはドンドン大きくなって…
ズキズキと鈍い痛みが広がっていく。

泣きそうな面持ちを隠す様に、俯いてセイジに背中を向けのに…

「琴海っ!」

「…あ…」

後ろからセイジが力一杯抱き締めてきて…

「違うよ……離れたく…なくなるから…」

少し震えるセイジの声に…

一気に涙が溢れ出した。

「ふぅ……ひっく…」

「琴海…」

ボタボタと大きな水玉が、セイジの腕に落ちて弾ける。

「ごめんね…不安にさせて…」

耳元で小さく囁く。

すっぽりと包んだ肩を抱き締める腕に力を込め…
セイジは頬を摺り寄せてきた。 

/2183ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ