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ラブカルチャースクール 2
第28章 Lesson マッサージ
ドックン…
脈打つ心臓が重くなった。
『離れたく…なくなるから…』
『ごめんね…不安にさせて…』
セイジの今言える精一杯の気持ち…
言わせてしまった…。
マスターに入ってから、セイジの心は曇って見えて…
そんなセイジに自分も不安で一杯だった。
前回決意を聞いて貰えて、私がラブカルの講師になるのを待っててくれると聞けたから…
なにがあっても頑張ろうと、勇気が湧いてきた。
その気持ちも嘘じゃない…。
でも…
胸の奥底に一生押し隠そうとしている気持ちは…
『セイジを思いっきり愛したい』
そして
『セイジに愛されたい』
そんな究極の欲望の鍵は…
ちょっとした引き金で、壊れて…
溢れ出す…。
「あ…セイ…ジ…」
今直ぐ、大声で叫んでしまいたい。
『愛してる』
たった一言を…
伝えたくても…
伝えちゃいけない…
世界中で誰よりも『大事な人』なのに…。
「セイジ…セイジ……ごめん…なさい…」
私がもっとしっかりしなきゃいけないのに…
私が結婚なんかしてるから…
私が…
ラブカルに来てしまったから…
貴方を苦しめた…。
脈打つ心臓が重くなった。
『離れたく…なくなるから…』
『ごめんね…不安にさせて…』
セイジの今言える精一杯の気持ち…
言わせてしまった…。
マスターに入ってから、セイジの心は曇って見えて…
そんなセイジに自分も不安で一杯だった。
前回決意を聞いて貰えて、私がラブカルの講師になるのを待っててくれると聞けたから…
なにがあっても頑張ろうと、勇気が湧いてきた。
その気持ちも嘘じゃない…。
でも…
胸の奥底に一生押し隠そうとしている気持ちは…
『セイジを思いっきり愛したい』
そして
『セイジに愛されたい』
そんな究極の欲望の鍵は…
ちょっとした引き金で、壊れて…
溢れ出す…。
「あ…セイ…ジ…」
今直ぐ、大声で叫んでしまいたい。
『愛してる』
たった一言を…
伝えたくても…
伝えちゃいけない…
世界中で誰よりも『大事な人』なのに…。
「セイジ…セイジ……ごめん…なさい…」
私がもっとしっかりしなきゃいけないのに…
私が結婚なんかしてるから…
私が…
ラブカルに来てしまったから…
貴方を苦しめた…。