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ラブカルチャースクール 2
第28章 Lesson マッサージ
ザザザザ…キュ…
微かに水の流れる音が聴こえてきて、直後目元が冷んやりとした。
瞼を冷やしていたタオルをまた濡らしてくれた様だ。
「ん…ん…」
そういえば…どれぐらい時間が経ったんだろ…
あぁ…私、寝ちゃったんだ…
勿体ない事しちゃったな…。
「セイジ…今…何時ぃ〜?」
「只今20時50分になります…琴海様…」
「はちじぃ…ごじゅぅ……ん?」
今…琴海様って言った?
て、事は…
ガバッ!
「ヤナセ!…さん…」
気付いた現実に驚いて一気に起き上がると、勢いでタオルケットが下に落ちかける。
「はい…琴海様、気持ち良さそうに眠られていたもので…起こすのも忍びなく…」
床に落ちる前に、ヤナセが流れる様な動作でタオルケットをキャッチした。
「あ…す、すみません…」
「クスクス…スッキリされましたか?」
ヤナセは優しい笑顔で向けながら、タオルケットを綺麗にたたんでいく。
辺りにサッと目をやるが、どうみたってヤナセしかいない。
「はい…お陰様で……あの…ヤナセさん…いつここに?」
セイジの名前を出すのが気が引け、ヤナセが来た時間を聞いてしまった。
「私ですか…20時半に参りました…セイジから延長の連絡の際に、30分経ったら施術室に来て欲しいと言われていたもので…」
「セイジが…」
そっか…セイジは最初からそのつもりで延長したんだ…。
微かに水の流れる音が聴こえてきて、直後目元が冷んやりとした。
瞼を冷やしていたタオルをまた濡らしてくれた様だ。
「ん…ん…」
そういえば…どれぐらい時間が経ったんだろ…
あぁ…私、寝ちゃったんだ…
勿体ない事しちゃったな…。
「セイジ…今…何時ぃ〜?」
「只今20時50分になります…琴海様…」
「はちじぃ…ごじゅぅ……ん?」
今…琴海様って言った?
て、事は…
ガバッ!
「ヤナセ!…さん…」
気付いた現実に驚いて一気に起き上がると、勢いでタオルケットが下に落ちかける。
「はい…琴海様、気持ち良さそうに眠られていたもので…起こすのも忍びなく…」
床に落ちる前に、ヤナセが流れる様な動作でタオルケットをキャッチした。
「あ…す、すみません…」
「クスクス…スッキリされましたか?」
ヤナセは優しい笑顔で向けながら、タオルケットを綺麗にたたんでいく。
辺りにサッと目をやるが、どうみたってヤナセしかいない。
「はい…お陰様で……あの…ヤナセさん…いつここに?」
セイジの名前を出すのが気が引け、ヤナセが来た時間を聞いてしまった。
「私ですか…20時半に参りました…セイジから延長の連絡の際に、30分経ったら施術室に来て欲しいと言われていたもので…」
「セイジが…」
そっか…セイジは最初からそのつもりで延長したんだ…。