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ラブカルチャースクール 2
第28章 Lesson マッサージ
チーン!
エレベーターのドアが開き
「どうぞ…琴海様…」
揃えた指先を中に向け、レディーファーストをしてくれる。
「はい!」
ホズミ姉さんが居たら、きっと褒めてそうだな…
ヤナセはスルーしそうだけど。
四天王のやり取りが、思わず頭に浮かんでしまう。
後から乗ったヤナセがボタンを押すと、ドアが閉まりエレベーターは下がり出す。
もう遅いから、わざわざエントランスまで送ってくれるんだ…
いや…もしかしたら、駅まで送ってくれるきじゃぁ…
その時は、断固として断ろう…うん!
こんな時間のオフィス街でも、それなりに人はいるだろう。
ヤナセと歩いたら無駄に注目を浴びてしまって、せっかく解れた凝りが、また復活してしまいそうだ。
なんて考えている内に…
エレベーターはエントランスを過ぎて地下に向かった。
「あれ?ヤナセさん、エントランス…」
「はい…地下駐車場に向かっております…」
「地下駐車場…?」
やっぱりラブカルタクシー?
だったらもう、乗って行こう…。
とうとう、あれこれ考えるのが面倒になってきた。
チーン!
エレベーターが地下駐車場に到着する。
健康診断の時に来たのを思い出しがら、キョロキョロとタクシーを探した。
「琴海様…こちらへ…」
「はい……えぇぇぇぇっ!?」
リモコンキーで鍵を開けたのは…
前回乗った事のある外車…。
『ヤナセ号』だった。
エレベーターのドアが開き
「どうぞ…琴海様…」
揃えた指先を中に向け、レディーファーストをしてくれる。
「はい!」
ホズミ姉さんが居たら、きっと褒めてそうだな…
ヤナセはスルーしそうだけど。
四天王のやり取りが、思わず頭に浮かんでしまう。
後から乗ったヤナセがボタンを押すと、ドアが閉まりエレベーターは下がり出す。
もう遅いから、わざわざエントランスまで送ってくれるんだ…
いや…もしかしたら、駅まで送ってくれるきじゃぁ…
その時は、断固として断ろう…うん!
こんな時間のオフィス街でも、それなりに人はいるだろう。
ヤナセと歩いたら無駄に注目を浴びてしまって、せっかく解れた凝りが、また復活してしまいそうだ。
なんて考えている内に…
エレベーターはエントランスを過ぎて地下に向かった。
「あれ?ヤナセさん、エントランス…」
「はい…地下駐車場に向かっております…」
「地下駐車場…?」
やっぱりラブカルタクシー?
だったらもう、乗って行こう…。
とうとう、あれこれ考えるのが面倒になってきた。
チーン!
エレベーターが地下駐車場に到着する。
健康診断の時に来たのを思い出しがら、キョロキョロとタクシーを探した。
「琴海様…こちらへ…」
「はい……えぇぇぇぇっ!?」
リモコンキーで鍵を開けたのは…
前回乗った事のある外車…。
『ヤナセ号』だった。