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ラブカルチャースクール 2
第28章 Lesson マッサージ
「あ…いえ、考え事を…」
「考え事…先ほどの件ですか?」
ドッキン!
なんでこの人は、なんでもお見通しなんだろう!?
もうすぐマンションの近くで信号が赤になり、車が停車する。
「ヤナセさん…読心術って、どうやって身につけたんですか?」
思わず本気で聞いてしまった。
「クスクス…読心術なんて…出来ませんよ」
うっそ〜!?
今までどれだけ、脳みそと心の中を読まれてきた事か!
「だって、いつも考えてる事とか当てるじゃないですか!!」
ちょっとムキになってしまうと、ヤナセは組んだ腕をハンドルに乗せて、顔を傾け、美しい口元に笑みを浮かべ…
「クス…じゃぁ…今のは当たり?」
「っ!!」
なっ!
なんですか!!
その悪戯っ子みたいな言い方!!
ヤナセの不意打ちに開いた口が塞がらないでいると、信号が青に変わり何事もなかった様にヤナセは車を発信させる。
結局ヤナセの手の上で、コロコロ転がっている気分だ。
「琴海様…もう直ぐご自宅ですが…」
そしてもう、いつもの丁寧語に戻っているし。
「はい…」
「マンションの近くまで行きますか?少し離れた場所の方が宜しいでしょうか?」
ヤナセは近所の目…
若しくは旦那の目を気にして、降りる場所の確認をしてきた。
「考え事…先ほどの件ですか?」
ドッキン!
なんでこの人は、なんでもお見通しなんだろう!?
もうすぐマンションの近くで信号が赤になり、車が停車する。
「ヤナセさん…読心術って、どうやって身につけたんですか?」
思わず本気で聞いてしまった。
「クスクス…読心術なんて…出来ませんよ」
うっそ〜!?
今までどれだけ、脳みそと心の中を読まれてきた事か!
「だって、いつも考えてる事とか当てるじゃないですか!!」
ちょっとムキになってしまうと、ヤナセは組んだ腕をハンドルに乗せて、顔を傾け、美しい口元に笑みを浮かべ…
「クス…じゃぁ…今のは当たり?」
「っ!!」
なっ!
なんですか!!
その悪戯っ子みたいな言い方!!
ヤナセの不意打ちに開いた口が塞がらないでいると、信号が青に変わり何事もなかった様にヤナセは車を発信させる。
結局ヤナセの手の上で、コロコロ転がっている気分だ。
「琴海様…もう直ぐご自宅ですが…」
そしてもう、いつもの丁寧語に戻っているし。
「はい…」
「マンションの近くまで行きますか?少し離れた場所の方が宜しいでしょうか?」
ヤナセは近所の目…
若しくは旦那の目を気にして、降りる場所の確認をしてきた。