この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ラブカルチャースクール 2
第28章 Lesson マッサージ
「頑張ろうとしている…女性…」
「はい…」
顔を上げると、そこには慈しみに満ちたヤナセの笑顔。
「でも…私はラブカルに通い始めてから、自信も持てる様になったし…初めて人生に目標を持てる様になりました。それも皆が…講師の人たちが凄く親身になってくれて…励ましてくれてたから…支えて貰ったのは私だし…女性の方になるんじゃ…」
私の言葉を笑顔で頷きながらヤナセは聞いてくれた。
「ええ…通っている生徒はそう思うかもしれません…でも先ずは旦那様…若しくは彼氏…大事な人と向き合いたい…自分が変わりたい…そんな自身の一歩かなければ、ラブカルは存在意義をなくします…」
ドッキン…
当たり前の様な事を改めて突きつけられた。
でも…何で?
「あ…確かに…そうかもしれないけど…」
カチャ…
ヤナセは私のシートベルトを外し
「凄く励まされるんですよ…頑張ってる生徒の姿に…私たち講師は…だからその想いに何としてもお応えしたくなるんです…本当に笑顔で卒業するまで…」
「笑顔で…卒業…」
ドックン…
胸の奥から、熱いものがフツフツと湧き上がってくる。
「琴海様…先ほどの読心術ですが…」
「あっ!はいっ!」
いきなり話しが戻った。
流石ヤナセ、忘れてないか…。
「はい…」
顔を上げると、そこには慈しみに満ちたヤナセの笑顔。
「でも…私はラブカルに通い始めてから、自信も持てる様になったし…初めて人生に目標を持てる様になりました。それも皆が…講師の人たちが凄く親身になってくれて…励ましてくれてたから…支えて貰ったのは私だし…女性の方になるんじゃ…」
私の言葉を笑顔で頷きながらヤナセは聞いてくれた。
「ええ…通っている生徒はそう思うかもしれません…でも先ずは旦那様…若しくは彼氏…大事な人と向き合いたい…自分が変わりたい…そんな自身の一歩かなければ、ラブカルは存在意義をなくします…」
ドッキン…
当たり前の様な事を改めて突きつけられた。
でも…何で?
「あ…確かに…そうかもしれないけど…」
カチャ…
ヤナセは私のシートベルトを外し
「凄く励まされるんですよ…頑張ってる生徒の姿に…私たち講師は…だからその想いに何としてもお応えしたくなるんです…本当に笑顔で卒業するまで…」
「笑顔で…卒業…」
ドックン…
胸の奥から、熱いものがフツフツと湧き上がってくる。
「琴海様…先ほどの読心術ですが…」
「あっ!はいっ!」
いきなり話しが戻った。
流石ヤナセ、忘れてないか…。