この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ラブカルチャースクール 2
第28章 Lesson マッサージ
「今日も有難うございました…」
ヤナセに再度頭を下げて、車を降りる。
「次のレッスンでお待ちしております…お気を付けて…」
「はい、宜しくお願いします」
ヤナセは最後まで麗しの笑顔で見送ってくれ、曲がり角で私の姿が見えなくなるまで、見届けてくれた。
カチャ…
「ただいま…」
話し込んだのもあって、結局家に着いたのは23時くらいになっていた。
シーン…
応答なし…
そりゃまぁそうだ…
結婚してからこんなもんだったし。
ラブカルに通う前の私だったら、毎日それだけで虚しくなっていたが、今は気にしなくなっている。
キッチンに行くと、食べ終わったお皿が無造作にシンクに置かれていた。
その状態に、作り置いていたものはキチンと食べたんだと…
「これ洗ったらお風呂入ろう〜と…ん?」
もしかして…
キッチンに備え付けのお風呂の電源はオフになっている。
念のため覗きにお風呂場へ行くと
「お湯…張ってない…」
どうやら旦那はシャワーだけで済ませたようだ。
「…まぁ…直ぐ溜まるし…」
お湯張りスイッチを押して、袖を捲りながらキッチンに戻りお皿を洗い始めた。
ものの数分で洗い終わり、お湯が溜まるまでヤナセから貰ったパンを食べようとお茶の準備をする。
コポコポコポ…
ポットからお湯を注ぎながら…
「あれ…あの人、お茶飲んだのかな?」
思えばさっきシンクには、お茶カスも急須もなかった。
ヤナセに再度頭を下げて、車を降りる。
「次のレッスンでお待ちしております…お気を付けて…」
「はい、宜しくお願いします」
ヤナセは最後まで麗しの笑顔で見送ってくれ、曲がり角で私の姿が見えなくなるまで、見届けてくれた。
カチャ…
「ただいま…」
話し込んだのもあって、結局家に着いたのは23時くらいになっていた。
シーン…
応答なし…
そりゃまぁそうだ…
結婚してからこんなもんだったし。
ラブカルに通う前の私だったら、毎日それだけで虚しくなっていたが、今は気にしなくなっている。
キッチンに行くと、食べ終わったお皿が無造作にシンクに置かれていた。
その状態に、作り置いていたものはキチンと食べたんだと…
「これ洗ったらお風呂入ろう〜と…ん?」
もしかして…
キッチンに備え付けのお風呂の電源はオフになっている。
念のため覗きにお風呂場へ行くと
「お湯…張ってない…」
どうやら旦那はシャワーだけで済ませたようだ。
「…まぁ…直ぐ溜まるし…」
お湯張りスイッチを押して、袖を捲りながらキッチンに戻りお皿を洗い始めた。
ものの数分で洗い終わり、お湯が溜まるまでヤナセから貰ったパンを食べようとお茶の準備をする。
コポコポコポ…
ポットからお湯を注ぎながら…
「あれ…あの人、お茶飲んだのかな?」
思えばさっきシンクには、お茶カスも急須もなかった。