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ラブカルチャースクール 2
第29章 M Lesson 11回目

「えぇ…珍しい物だったので、取り寄せてみました…名前は南の方に伝わる理想郷の呼称だそうです…」
「理想郷…」
透明なガラスのティーポットには、真紅の海に黄色や紫など色取りどりの花が浮かんでいて綺麗だった。
「お味の方はフルーツ系で、甘酸っぱくてサッパリするかと…」
コポコポ…
注いでくれた真紅の水色は凄く綺麗で、香りもトロピカルで正に南国気分。
最後にアクセントで、小さなピンクの花を浮かべてくれ
「はい…どうぞ…」
綺麗な指先と笑顔で、カップを差し出された。
キュン…
なんだろう〜この乙女心をくすぐる気遣いは!
「可愛いぃ〜!」
満面の笑みで笑うと、ヤナセも目を細めてニッコリと微笑み返す。
紅茶を一口のむと口の中にほのかな甘みとフルーツの酸味が広がって、凄く美味しい。
「美味しい…幸せな気分になりますね〜」
味わって飲みつつ、トロピカル気分になってると
「ニライは『願い』、カナイは『叶う』 …そんな意味合いもあるそうです…」
ヤナセが意味深に言ってきた。
「『願い』…『叶う』…ですか…」
「はい…旦那様とも…そう遠くなく向き合っていけますよ…」
「ヤナセさん…」
その言葉の真意は…きっと凄く深いのだろうけど…
ヤナセが言ってくれたからには、そう遠くないんだと…
信じられた…。
「理想郷…」
透明なガラスのティーポットには、真紅の海に黄色や紫など色取りどりの花が浮かんでいて綺麗だった。
「お味の方はフルーツ系で、甘酸っぱくてサッパリするかと…」
コポコポ…
注いでくれた真紅の水色は凄く綺麗で、香りもトロピカルで正に南国気分。
最後にアクセントで、小さなピンクの花を浮かべてくれ
「はい…どうぞ…」
綺麗な指先と笑顔で、カップを差し出された。
キュン…
なんだろう〜この乙女心をくすぐる気遣いは!
「可愛いぃ〜!」
満面の笑みで笑うと、ヤナセも目を細めてニッコリと微笑み返す。
紅茶を一口のむと口の中にほのかな甘みとフルーツの酸味が広がって、凄く美味しい。
「美味しい…幸せな気分になりますね〜」
味わって飲みつつ、トロピカル気分になってると
「ニライは『願い』、カナイは『叶う』 …そんな意味合いもあるそうです…」
ヤナセが意味深に言ってきた。
「『願い』…『叶う』…ですか…」
「はい…旦那様とも…そう遠くなく向き合っていけますよ…」
「ヤナセさん…」
その言葉の真意は…きっと凄く深いのだろうけど…
ヤナセが言ってくれたからには、そう遠くないんだと…
信じられた…。

