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ラブカルチャースクール 2
第29章 M Lesson 11回目

「ナツ…夢を叶えるって…どうやって?セイジみたいになれたって思えたら…ラブカル辞めるの?」
今の『掟』がある限り…
対象が生徒以外なら辞めないとナツの言っている事は叶わない…。
「いえ!俺、ラブカル講師は辞めたくないっす!」
「へ…ナツ…意味が分からないよ…そんな事、無理でしょう?」
それが出来るなら私だって悩んだりしないし!
思わず顔を顰めてしまうと
「琴海さん…ここだけの話しなんすが…」
ナツは小声になって、辺りをキョロキョロと見渡した。
どうやら内緒話ぽいけど…
「ナツ…私たち以外…誰もいないよ…」
「あっ!そうっすよね!ついつい確認しちゃいました〜!」
ははは…ナツ…相変わらず天然だなぁ〜
まぁそれがナツの良さでもあるけど…。
「ラブカルの『掟』…改定されるかもしれないんす…」
「え…改定…」
それって…前にホズミから聞いた、ヤナセが出した提案ってヤツかな?
「そうなんすよ!それも改定案をヤナセさんが出したみたいなんす!」
ナツはまるで自分の偉業の様に興奮して話しているが…
「うん…みたいだね…聞いたよ…」
サクッと答えると
「えぇぇぇぇっ!知ってるんすか!?」
目が飛び出そうなくらい見開いて、ワックスでセットしただろうツンツンに立てた髪をナツはくしゃくしゃに掴んだ。
今の『掟』がある限り…
対象が生徒以外なら辞めないとナツの言っている事は叶わない…。
「いえ!俺、ラブカル講師は辞めたくないっす!」
「へ…ナツ…意味が分からないよ…そんな事、無理でしょう?」
それが出来るなら私だって悩んだりしないし!
思わず顔を顰めてしまうと
「琴海さん…ここだけの話しなんすが…」
ナツは小声になって、辺りをキョロキョロと見渡した。
どうやら内緒話ぽいけど…
「ナツ…私たち以外…誰もいないよ…」
「あっ!そうっすよね!ついつい確認しちゃいました〜!」
ははは…ナツ…相変わらず天然だなぁ〜
まぁそれがナツの良さでもあるけど…。
「ラブカルの『掟』…改定されるかもしれないんす…」
「え…改定…」
それって…前にホズミから聞いた、ヤナセが出した提案ってヤツかな?
「そうなんすよ!それも改定案をヤナセさんが出したみたいなんす!」
ナツはまるで自分の偉業の様に興奮して話しているが…
「うん…みたいだね…聞いたよ…」
サクッと答えると
「えぇぇぇぇっ!知ってるんすか!?」
目が飛び出そうなくらい見開いて、ワックスでセットしただろうツンツンに立てた髪をナツはくしゃくしゃに掴んだ。

