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ラブカルチャースクール 2
第29章 M Lesson 11回目

ヤナセの指先が…そっと離れていき…
「ランジェリーが汚れない様に…ガーゼ当てておきますね…」
「は…ぃ…」
固まって返事をするが、ヤナセが何を言おうとされるがままだ。
薬箱から取り出したガーゼをチャキチョキとハサミで綺麗な正方形に切り、乳頭にそっと被せてくれた。
「琴海様…もう宜しいですよ…胸元…お直し下さい…」
「は……ぃ…」
終わった…。
大事を成し遂げた様な虚脱感に襲われ、若干放心気味でボンヤリとしてしまう。
ヤナセは薬箱に諸々の物をしまいつつ
「強く吸われ慣れてないので、乳首が驚いてしまった様です…明日までは少々痛いかもしれませんが、塗り薬少しお渡ししておきますね…」
「はい…有難うございます…」
なんだか本当に、病院に来たみたいだ。
「何かあったら…ご遠慮なく…いつでも連絡下さい…」
「あ…分かりました…」
どこまでもアスターケアが、行き届いている。
ラブカルだからなのか…
ヤナセなのか…
他の講師が、ヤナセを一目置くのも良く解る。
「今日はタクシー使われますか?」
「あ…大丈夫です…歩けますし…」
胸もちょっと痛いくらいだから、ラブカルタクシーを使わせて貰う程でもない。
でもヤナセは何か言いたげな目で、ジッと見てくる。
「ヤナセさん?」
「本当に…大丈夫ですか?」
「ランジェリーが汚れない様に…ガーゼ当てておきますね…」
「は…ぃ…」
固まって返事をするが、ヤナセが何を言おうとされるがままだ。
薬箱から取り出したガーゼをチャキチョキとハサミで綺麗な正方形に切り、乳頭にそっと被せてくれた。
「琴海様…もう宜しいですよ…胸元…お直し下さい…」
「は……ぃ…」
終わった…。
大事を成し遂げた様な虚脱感に襲われ、若干放心気味でボンヤリとしてしまう。
ヤナセは薬箱に諸々の物をしまいつつ
「強く吸われ慣れてないので、乳首が驚いてしまった様です…明日までは少々痛いかもしれませんが、塗り薬少しお渡ししておきますね…」
「はい…有難うございます…」
なんだか本当に、病院に来たみたいだ。
「何かあったら…ご遠慮なく…いつでも連絡下さい…」
「あ…分かりました…」
どこまでもアスターケアが、行き届いている。
ラブカルだからなのか…
ヤナセなのか…
他の講師が、ヤナセを一目置くのも良く解る。
「今日はタクシー使われますか?」
「あ…大丈夫です…歩けますし…」
胸もちょっと痛いくらいだから、ラブカルタクシーを使わせて貰う程でもない。
でもヤナセは何か言いたげな目で、ジッと見てくる。
「ヤナセさん?」
「本当に…大丈夫ですか?」

