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ラブカルチャースクール 2
第29章 M Lesson 11回目

「え…はい…何か?」
ヤナセに改めて言われる時はきっと何かある…
目を細め視線を動かさないまま、スッと胸元に手を伸ばしてきて…
嵌めたブラウスのボタンを
プチン…プチン…
また外された…。
「あの…ヤナセさん…?」
何で…また?
「琴海…様…」
低めに小さく囁かれる声が、凄く切なくて…
色っぽくて…
ドックン…
不本意に心臓が跳ねてしまった。
ボタンを外された胸元は、またブラが見え掛ける。
ドックン…ドックン…
「あ…あの…ヤ…ナセ…」
今日は一段と先が読めなくて、かなり動揺してしまうと
「ボタンが…一つズレておりますよ…」
「え…ボタン…?」
「はい…ですので…かなりお疲れかと思いまして…」
ヤナセはそう言ってニッコリと微笑み、ボタンを正しく嵌め直してくれた。
「ありがとう…ございます…」
「クス…これで大丈夫かと…」
「はい…」
ヤナセ様…
凄ぉぉぉ〜く、ご親切に有難いんですが…
『ボタンズレてる』の一言で…
お願い致します…。
と…言いたくても、言えなかった…。
魂が半分抜け掛けてる私の横でヤナセは、何事もなかったかの様に涼しい顔で、パソコンの操作を始めた。
ヤナセに改めて言われる時はきっと何かある…
目を細め視線を動かさないまま、スッと胸元に手を伸ばしてきて…
嵌めたブラウスのボタンを
プチン…プチン…
また外された…。
「あの…ヤナセさん…?」
何で…また?
「琴海…様…」
低めに小さく囁かれる声が、凄く切なくて…
色っぽくて…
ドックン…
不本意に心臓が跳ねてしまった。
ボタンを外された胸元は、またブラが見え掛ける。
ドックン…ドックン…
「あ…あの…ヤ…ナセ…」
今日は一段と先が読めなくて、かなり動揺してしまうと
「ボタンが…一つズレておりますよ…」
「え…ボタン…?」
「はい…ですので…かなりお疲れかと思いまして…」
ヤナセはそう言ってニッコリと微笑み、ボタンを正しく嵌め直してくれた。
「ありがとう…ございます…」
「クス…これで大丈夫かと…」
「はい…」
ヤナセ様…
凄ぉぉぉ〜く、ご親切に有難いんですが…
『ボタンズレてる』の一言で…
お願い致します…。
と…言いたくても、言えなかった…。
魂が半分抜け掛けてる私の横でヤナセは、何事もなかったかの様に涼しい顔で、パソコンの操作を始めた。

