この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ラブカルチャースクール 2
第29章 M Lesson 11回目
「え…はい…何か?」

ヤナセに改めて言われる時はきっと何かある…

目を細め視線を動かさないまま、スッと胸元に手を伸ばしてきて…

嵌めたブラウスのボタンを

プチン…プチン… 

また外された…。

「あの…ヤナセさん…?」

何で…また?

「琴海…様…」

低めに小さく囁かれる声が、凄く切なくて…
色っぽくて…

ドックン…

不本意に心臓が跳ねてしまった。

ボタンを外された胸元は、またブラが見え掛ける。

ドックン…ドックン…

「あ…あの…ヤ…ナセ…」

今日は一段と先が読めなくて、かなり動揺してしまうと

「ボタンが…一つズレておりますよ…」

「え…ボタン…?」

「はい…ですので…かなりお疲れかと思いまして…」

ヤナセはそう言ってニッコリと微笑み、ボタンを正しく嵌め直してくれた。

「ありがとう…ございます…」

「クス…これで大丈夫かと…」

「はい…」

ヤナセ様…
凄ぉぉぉ〜く、ご親切に有難いんですが…
『ボタンズレてる』の一言で…
お願い致します…。

と…言いたくても、言えなかった…。

魂が半分抜け掛けてる私の横でヤナセは、何事もなかったかの様に涼しい顔で、パソコンの操作を始めた。

/2183ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ