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ラブカルチャースクール 2
第30章 M Lesson 教養T-T

うっ!流石、真性ドS!
何気ない一言すら、羞恥心を煽る。
「はい…お陰様で…腫れも痛みも引きました…」
モジモジ答える私にヤナセは
「それなら良かったです…ナツにも善くよく申し伝えましたので…」
「はぁ…」
さっきはナツの笑顔の裏に、ヤナセにこっ酷く絞られ、しょげてる顔が思い浮かんだ。
ラウンジに入り、ヤナセがお茶の用意をしてくれている内に、バッグからハンカチを取り出しておく。
ハンカチからは洗濯で使った洗剤のフローラルな香りがほのかにするだけで、ヤナセみたいな高級なフレグランスじゃない。
まさに庶民の香り。
「なんか…申し訳ないな…」
クンクンとハンカチの匂いを嗅いでいると
「クス…琴海様…どうかされましたか?」
お茶を入れたヤナセが戻ってきた。
「あっ!いえっ!ハンカチ洗ったんですけど…洗剤の香りだなって…」
しまった…
匂いなんか嗅いで、変態ぽかったかも…。
紅茶のカップを差し出してくれるヤナセが
「クス…洗剤の香り温かくて…良いですよね…」
そう言ってニッコリ微笑まれると、一瞬にして周りが御花畑になった気分になる。
もしこれがテレビのCMだったら、爆発的に洗剤が売れる気がした。
何気ない一言すら、羞恥心を煽る。
「はい…お陰様で…腫れも痛みも引きました…」
モジモジ答える私にヤナセは
「それなら良かったです…ナツにも善くよく申し伝えましたので…」
「はぁ…」
さっきはナツの笑顔の裏に、ヤナセにこっ酷く絞られ、しょげてる顔が思い浮かんだ。
ラウンジに入り、ヤナセがお茶の用意をしてくれている内に、バッグからハンカチを取り出しておく。
ハンカチからは洗濯で使った洗剤のフローラルな香りがほのかにするだけで、ヤナセみたいな高級なフレグランスじゃない。
まさに庶民の香り。
「なんか…申し訳ないな…」
クンクンとハンカチの匂いを嗅いでいると
「クス…琴海様…どうかされましたか?」
お茶を入れたヤナセが戻ってきた。
「あっ!いえっ!ハンカチ洗ったんですけど…洗剤の香りだなって…」
しまった…
匂いなんか嗅いで、変態ぽかったかも…。
紅茶のカップを差し出してくれるヤナセが
「クス…洗剤の香り温かくて…良いですよね…」
そう言ってニッコリ微笑まれると、一瞬にして周りが御花畑になった気分になる。
もしこれがテレビのCMだったら、爆発的に洗剤が売れる気がした。

