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ラブカルチャースクール 2
第30章 M Lesson 教養T-T
「今日はジンジャーティーにして、みました…」

カフェボールみたいな丸く白い陶器に紅い液体揺れ、生姜のスパイシーな香りが微かに漂ってきた。

「有難うございます!生姜美味しいですよね!」

結構メジャーな紅茶だけど、ラブカルでは飲んでなかったようだ。

このちょっとした辛味が、妙に癖になる。

「はい…生姜の効果には…体が温められ発汗が促進され…血液の流れが良くなり血液の汚れを取ってくれます…更に消化機能も促進され利尿作用があります… 他にも色々な効果があるそうです…」

聞いた事はあるが、一口飲むだけで温かくなってくる。

「ふふ…不思議とホッとしますよね」

「えぇ…リラックス効果もあります…生姜は抑うつ気分の解消にも良いそうで…気分が良くない時の気分転換にいいですよ…」

そう言われると、今朝のモヤモヤも消えていく感じだ。

「はい!スッキリしました!今日も頑張って来ます!」

ニッコリ笑って、両手でカップを包み込み飲み干した。

本当に…ほんわかしてくる…。

ヤナセは穏やかに微笑み

「わざわざ寄って頂き、お手数お掛けしました…」

いつもなら教養の時は直接教室に行っていたけど、今日は珍しく受付に寄るように言われた。 

胸の事も含めて、色々気にしてくれてたんだろう。

「いえ…ナツにも会えましたし…」

「ナツに?」

「はい、下のエントランスで…元気に笑ってたんで安心しました」

「そうですか…」

「はい…良かったです…」

嬉しそうに微笑む私をヤナセは温かく見詰めてくれていた。

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