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ラブカルチャースクール 2
第30章 M Lesson 教養T-T
そんなコウセイの言葉を聞くと、ちょっと複雑な気持ちになったが…

「でも…コウセイさんがマスターに移ってきてくれて…私は良かったです…」

「琴ちゃん…」

マスターの初レッスンがセイジじゃなかた時は正直ショックだったけど、コウセイだったから頑張れたと思う。

初っ端からワタリとかだったら、へこたれていたかもしれないし…。

話しながら、しんみりとしてしまうと

「そっか…琴ちゃんがそう言ってくれたんだから、頑張んないとだな〜」

ニコニコといつもの明るい笑顔で、コウセイは笑っていた。

「コウセイさん…」

「あっ、ここだ!教室着いたよ〜!」

ガチャ!

勢い良くコウセイが、教室のドアを開けると…

もう一人…
予想外の人物が立っていた。 

「あれ〜!?」

「わぁ〜!」

「琴海さん…こんにちは…」

ダンディズムマサキだ!

「マサキさんも見学ですか?」

「あぁ…そうなんだけど…コウセイも?」

「そうで〜す!まさかマサキまで居るとは思わなかったわ〜」

コウセイは本気で驚いていたが

「ふふふ…私には二人ともサプライズですけど〜」

まさか、この二人と一緒に講習を受けれるとは夢にも思わなかった。

ナツが居ないのが寂しかったけど、今日はある意味心強い。

「マスター講習不慣れだから…宜しくね…琴海さん」

マサキは謙虚に言ってきたけど、大人の色気と貫禄は相変わらずだった。

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