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ラブカルチャースクール 2
第30章 M Lesson 教養T-T
「良い加減にしろよコウセイ…琴海さんがバーベル使おうとしてる時に…出鼻挫く様な事言うな」

コツンと軽く握った手でマサキが、コウセイを小突く。

「痛ってぇ〜分かったよ〜琴ちゃんごめんなさい」

マサキに注意されたコウセイは、しょげた顔で私に謝ってきた。

きっと三人の前でバーベルを入れる展開になってしまったから、緊張を少しでも解してくれる様に、コウセイなりの気遣いだったんだと思った。

ちょとふざけた感じになってしまって、マサキに怒られちゃったけど…
きっとマサキも分かっていて、場を締めてくれたんだろう…

皆それぞれの持ち前で、フォローしてくれるのがいつも本当に凄い。

「あ…ううん…大丈夫だよ。頑張るね!」

「有難う〜琴ちゃん!なんて優しいんだぁ〜!」

コウセイは嬉しい泣きの振りをしながら、両手を大き広げた。

わっ!
来る!

ぎゅうぅぅぅ〜!されると思って、肩を竦めて身構えると…

ガシッ!

「たく…お前は毎回ワンパターンなんだよ…」

先を読んで素早くコウセイの襟首を掴み、抱き付くのを阻止してくれたのは流石、マサキだ。

「その抱き付く癖、ちょっとは引っ込めときなさいよ〜!」

同じく抱き付き魔のホズミは、握ったバーベルをブンブンとコウセイに向かって振り下ろす。

「なんだよ〜ぎゅぅぅ〜!は、地球を救うんだぞ!」

マサキに掴まれて、ジタバタしながらコウセイが叫ぶ。

いつの間にか『ぎゅぅぅ〜!』がスケールアップしていた。

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