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ラブカルチャースクール 2
第30章 M Lesson 教養T-T
ドックン…

ホズミ姉さん…
ヤナセにこっ酷く怒られちゃうのかな?

ホズミならヤナセの七恐怖には怖じないだろうけど、毎回一所懸命に楽しいレッスンをしてくれている。

さっきの耳たぶも、無意味に舐めて来たんじゃない様な気がしてきた。

だからって、ここで私が弁護しても… 
無駄な気がするし…。

「姉さん…今日の『膣トレ』…凄く勉強になりました!自分が講師だったら、絶対に生徒に教えてあげたいと思いました!最後まで色々有難うございました!」

姉さんだけじゃなく…
ここに居る講師陣なら、きっと察してくれる…

「チワワちゃん…」

せめてホズミに、感謝の気持ちを伝えたかった。

コウセイとマサキも、表情を綻ばせ

「琴ちゃん、今日一緒に研修させて貰って本当に良かったよ!最後の心意気にも敬服した!」

「琴海さん…凄くためになったよ…俺もレッスンで役に立たせていくからね…お疲れ様…」

満面の笑みを向けてくれた。

そんな私たちをヤナセは穏やかに見詰めていて…

もしかしたら、ここまでお見通しだったんじゃないかとさえ思った。

「では琴海様…参りましょうか…」

「はいっ!」

私は三人に頭を深々と下げて、ヤナセと一緒に教室を後にした。

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