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ラブカルチャースクール 2
第30章 M Lesson 教養T-T
どっひゃぁ〜!

そんな簡単に顔を近付けないで下さぁ〜い!

「琴海様…顔色が宜しくない様ですが…」

「え…そうですか?」

ロボットみたいに、ぎこちなく答えると

「やはり…講義でお疲れですかね…」

「いえいえ!それはないですよ!」

ヤナセは顔を傾けたまま少し目を伏せ、綺麗な瞳を怪しげに揺らし

「琴海様…」

「は…はい…」

色っぽい低い声で…

「お化粧室…着きました…」

「!!!!!」

「私はここでお待ちしておりますので…焦らずにゆっくりお支度をしてきて下さい…」

最後はニッコリと普通に微笑んだけど、そんな色気ダダ漏れでトイレを案内しないで下さい〜!

「分かりました…行って参ります…」

顔を硬直させ、駆け足でトイレに飛び込んで行った。

「はぁ〜ビックリした〜」

トイレのドアを閉め背中を凭れて、やっと一息吐けた。

ヤナセは自分の眼力が、どれだけ破壊力を持っているか、解っているのだろうか?

毎回スクールに来る度に、パワーアップしているような気がする。

今回は自分で穿けるようだから、取り敢えず良かったが、ヤナセをストッキングとショーツを穿くのに待たせておくのは心苦しい。

「早く穿いちゃお…」

ラブカルのトイレは元々、着替えも出来る様になっていて、足場もあってスペースが広い。

バッグから丸めて突っ込んだ、ストッキングを取り出し、靴を脱いで足場に乗る。

ショーツに脚を通そうとしたが、ホズミの耳たぶ責めで陰部が濡れていた。

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