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ラブカルチャースクール 2
第30章 M Lesson 教養T-T
意識が吸い込まれていきそうになった…

その時…

コンコン…

ドアをノックされた。

「琴海様…大丈夫ですか?」

ヤナセが様子を伺うように声を掛けてきて、一気に現実に戻る。

「あっ!はいっ!大丈夫です!」

しまったぁ〜!

つい夢中になっちゃう悪い癖がでてしまった。

多分、教養も他の生徒とは会わないようにしているのだろうから、女子トイレだって私しか居ないだろう。

いつまでも出て来ない私を心配して、ヤナセも意を決して入って来たに違いない。

「す、すみません!直ぐに穿きますので!」

てか、その前に拭かないとだし!

「まだ…穿かれていないのですか?」

ドッキン!

し…しまった…。

「すみません…急ぎます…」

下手な言い訳するより急ぐ方が利口だろうと思って、慌ててショーツを穿こうとするが、咄嗟に掴んだのがストッキングで益々焦る。

「やっ…やだ…」

うっかり呟くと…

「琴海様…失礼致しますね…」

しまったぁ〜!

と…思ったら時既に遅し…

ヤナセは一瞬目を見開いたが、直ぐに細め

「琴海様…宜しければ、お手伝い致します…」

妖しげに微笑んだ。

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