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ラブカルチャースクール 2
第30章 M Lesson 教養T-T
「はい…」

ガックシと項垂れる首の後ろからヤナセは

「ストッキングも…この姿勢のままの方が穿き易いと思いますので…もうしばらく辛抱して下さいね…」

「はい…大丈夫です…」

元はと言えば、私がヤナセを待たせてしまったせいだもんな…
忙しいのに、ここまでして貰って申し訳ない…

今度は、自虐思考で自分に言い聞かす。 

ストッキングを穿き易いように縮めているヤナセに

「すみません…毎回お手間を取らせて…」

思わず、謝ってみたりしてしまうと

ストッキングを持った手が後ろから再度腰に回され、ヤナセは耳元で

「クスクス…琴海様といると…色んな事があって…楽しいもので…」

「え…楽しい?」

「はい…だからお気になさらずとも…大丈夫ですよ…」

「はぁぁぁ」

ヤナセは単純に楽しんでいるのか…
そっか…
なら良か――――

良くないっ!!

わぁぁぁ〜ん!
明らかに遊ばれてるぅぅぅ〜!

「ヤナセさん!あのですね…」

「はいっ!ストッキング穿きますので…つま先をお通し下さい…」

綺麗に縮められたストッキングをショーツと同じように横に広げて、足元に差し出された。

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