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ラブカルチャースクール 2
第30章 M Lesson 教養T-T
「えっと…トレーナー使うほど…緩くないからって…」

反語で表現をしてみた。

うん!
自分でも中々な回答だ!

「あぁ…琴海様…締め付けがお強い方が ですからね…じゃぁ、トレーナーな必要ないですね…」

「え…強い…?」

カタカタカタカタ…

また涼しい顔をしながら何事もなかったかのように、ヤナセはパソコンに情報の入力を始めた。

カァァァ〜!

その横で茹でタコみたいに、赤くなる私。

ホズミのみならずヤナセにまで膣圧を言われてしまい、何だか恐ろしく恥ずかしくなる。

褒めてるのか…
ドSの言葉責めなのか…

二人に言われると、身体の隅々まで知られているみたいで…
いや、知られてるけど…

特にヤナセは全て見透かされて、丸裸にされていく気分だ。

入力しながらヤナセは

「琴海様…もしトレーナー使いたくなりましたら…お申し出頂ければ…いつでも貸し出し致しますので…」

タッタン!

綺麗な指先が軽快にエンターキーを押すと、こちらに振り向きニッコリと微笑まれる。

「は…い…」

なんか…借りた方がいいのかな?
レポートもあるし…
バーベルは家でやる時間は余りなくても、ボールならバイト中でも出来るって言ってたし…

「あの…ヤナセさん…ボールの方を次のレッスンまでお借りできますか?」

「クス…ボールの方ですね…畏まりました…」

ヤナセは極上の貴公子スマイル見せ、再度キーボードを華麗に叩きだした。

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