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ラブカルチャースクール 2
第31章 Lesson お仕置き
「あ…これ…」
「ハニージンジャーだよ〜」
「ハニージンジャー…ティ…」
先日のヤナセもジンジャーティーを出してくれた。
生姜の薬味が紅茶を蜂蜜の味を引き締め、身体も心もポカポカしてくる。
店長も…ヤナセも…
本当に『温かい』…。
もしかしたら自分でも気付かないくらい、疲れているのかな?
生姜で労ってくれた、二人のさり気ない心使いに、ホッコリと癒される。
「ふふ…ふ…」
「ん〜琴海ちゃん?」
いきなり笑い出した私を店長は、不思議そうに見ていた。
「いえ…思い出し笑いです…」
奥さんが作ってくれたハヤシライスは凄く絶品で、店長のお茶を共々、本当に至福のひと時を感じた。
半分くらいまで食べかけている時だった…
カラ〜ン…コロ〜ン…
お客様がやって来た。
慌てて立ち上がろうとしたら、店長が手で制止してくれ
「琴海ちゃんは、食べてていいよ〜」
とは言ってくれたけど…
軽くドアに振り向くと、いらしゃったお客様は四人。
「あっら〜!今日はチワワちゃんバイトだったのね〜!ホズミんラッキー!!」
「姉さん…」
両手をバンザイしているホズミの後ろは勿論…
特別講師の御三方…。
「なんだ、今日はチビ居たのか」
鋭いイーグルアイが、高みから見下ろしてきて…
「こんにちは、琴海さん」
パシッ!
扇子が勢い良く開き…
「琴海様…休憩の所…失礼致します…」
麗しい貴公子が微笑む。
『THE 四天王』
久々の勢揃い。
あぁ…今日は当たり日だったか…。
嫌な予感が頭を駆け巡り、トレーナーボールの事が念頭から抜け落ちていった。
「ハニージンジャーだよ〜」
「ハニージンジャー…ティ…」
先日のヤナセもジンジャーティーを出してくれた。
生姜の薬味が紅茶を蜂蜜の味を引き締め、身体も心もポカポカしてくる。
店長も…ヤナセも…
本当に『温かい』…。
もしかしたら自分でも気付かないくらい、疲れているのかな?
生姜で労ってくれた、二人のさり気ない心使いに、ホッコリと癒される。
「ふふ…ふ…」
「ん〜琴海ちゃん?」
いきなり笑い出した私を店長は、不思議そうに見ていた。
「いえ…思い出し笑いです…」
奥さんが作ってくれたハヤシライスは凄く絶品で、店長のお茶を共々、本当に至福のひと時を感じた。
半分くらいまで食べかけている時だった…
カラ〜ン…コロ〜ン…
お客様がやって来た。
慌てて立ち上がろうとしたら、店長が手で制止してくれ
「琴海ちゃんは、食べてていいよ〜」
とは言ってくれたけど…
軽くドアに振り向くと、いらしゃったお客様は四人。
「あっら〜!今日はチワワちゃんバイトだったのね〜!ホズミんラッキー!!」
「姉さん…」
両手をバンザイしているホズミの後ろは勿論…
特別講師の御三方…。
「なんだ、今日はチビ居たのか」
鋭いイーグルアイが、高みから見下ろしてきて…
「こんにちは、琴海さん」
パシッ!
扇子が勢い良く開き…
「琴海様…休憩の所…失礼致します…」
麗しい貴公子が微笑む。
『THE 四天王』
久々の勢揃い。
あぁ…今日は当たり日だったか…。
嫌な予感が頭を駆け巡り、トレーナーボールの事が念頭から抜け落ちていった。