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ラブカルチャースクール 2
第31章 Lesson お仕置き
店長が四人に近寄ると、ヤナセがいつもの綺麗なお辞儀をする。

「マスターこんにちは…昨日ご連絡した件ですが…」

「うんうん!今朝から生地は準備しておいたよ〜」

店長とヤナセが、打ち合わせをし始めた。

「きゃぁ〜ん!生地を作っておいてくれたの〜!」

「少し寝かさないといけないからね〜時間掛かるから〜」

「ホズミ感激!」

ん…なんの話しだろ?

ハヤシライスを食べ掛けで、ポッカ〜ンとしてると…

ハナブサが

「琴海さんが休憩してる間、接客もしたらどうですか?」

「なっ!ハナブサ!普段は静かな癖に口を開くと余計な事を!」

姉さんは顔を不服そうに顔をしかめた。

「いいね…琴海様にも良いお詫びになる…マスターすみません…しばらくウェイターもやらせて下さい…」

ハナブサとヤナセの提案に、店長は驚き

「え〜!そこまでして貰うのも悪いよ〜」

「いいんです。今日はコキ使ってやって下さい」

ワタリまで何か言ってるけど、全くもって話しが見えない。

カツカツ…

ヤナセが上品な足取りで近付いてきた。

「琴海様…休憩中に失礼致します…」

今日のヤナセはダークグレーのスーツにアイスブルーのネクタイで、間近で見る姿は相変わらず美しい。

「ヤナセさん…何かあるんですか?」

戸惑う私にヤナセは、優しく微笑んで

「ご説明致しますので…宜しければ…ご一緒のテーブルに…」

そんな訳で…

四天王席に、相席する事になってしまった…。

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