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ラブカルチャースクール 2
第31章 Lesson お仕置き
「今日のホズミは…一言で言うなら…
『お仕置き』です…」
「へっ?お仕置き!」
「はい…」
ヤナセが頷くと、メニューを見ていたハナブサが…
バサッ!バサッ!
扇子を開閉し出した。
な、何っ!
ワタリは椅子の背凭れにふんぞり返って、メニューを隅々までガン見している。
なんか…いつもと様子が違う。
すると水を入れたグラスをホズミが、凄い早足で持ってきて
「ちょっと〜ハナブサ!声出して呼びなさいよ!」
テーブルに水を置きながらホズミは、ハナブサを睨み付けるが
「ヤナセが話していたので、声を出すと邪魔になります」
切れ長の目でチラッとだけホズミを見て、またメニューに視線を戻す。
「きぃぃぃ〜!可愛くない!」
「ホズミ…接客だと思って態度に気を付けて…」
ヤナセも笑顔を一瞬消して、ホズミを注意する。
「もう…分かったわよ…」
姉さんは笑顔を作ったが、口元が少し引き攣っていた。
「一番高くてもハンバーグステーキか…ビーフカレーだな…」
メニューをガン見していたワタリが、やっと口を開いたが、どうやら金額の高い物を探していたようだ。
「では、持ち帰り分も頼みますか?」
ハナブサの提案に
「あぁ、それでいいだろう」
ワタリは同意して、引き続きメニューに目を落とす。
「ちょっと〜!人の奢りだと思って、一体どれだけ食べる気よ!」
「えぇっ!奢り?」
姉さんの言葉に、少し状況が見えてきた。
『お仕置き』です…」
「へっ?お仕置き!」
「はい…」
ヤナセが頷くと、メニューを見ていたハナブサが…
バサッ!バサッ!
扇子を開閉し出した。
な、何っ!
ワタリは椅子の背凭れにふんぞり返って、メニューを隅々までガン見している。
なんか…いつもと様子が違う。
すると水を入れたグラスをホズミが、凄い早足で持ってきて
「ちょっと〜ハナブサ!声出して呼びなさいよ!」
テーブルに水を置きながらホズミは、ハナブサを睨み付けるが
「ヤナセが話していたので、声を出すと邪魔になります」
切れ長の目でチラッとだけホズミを見て、またメニューに視線を戻す。
「きぃぃぃ〜!可愛くない!」
「ホズミ…接客だと思って態度に気を付けて…」
ヤナセも笑顔を一瞬消して、ホズミを注意する。
「もう…分かったわよ…」
姉さんは笑顔を作ったが、口元が少し引き攣っていた。
「一番高くてもハンバーグステーキか…ビーフカレーだな…」
メニューをガン見していたワタリが、やっと口を開いたが、どうやら金額の高い物を探していたようだ。
「では、持ち帰り分も頼みますか?」
ハナブサの提案に
「あぁ、それでいいだろう」
ワタリは同意して、引き続きメニューに目を落とす。
「ちょっと〜!人の奢りだと思って、一体どれだけ食べる気よ!」
「えぇっ!奢り?」
姉さんの言葉に、少し状況が見えてきた。