この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ラブカルチャースクール 2
第31章 Lesson お仕置き
ガタッ!
「琴海様!」
見兼ねて、ヤナセが立ち上がると…
パシッ!
ここで扇子が音を鳴らした。
「えっ?」
「なんだ?」
「ハナブサ…?」
開いた扇子をゆったりと扇ぐハナブサ。
まるで平安時代の様な悠長な、幻覚が見えそうだ。
その上
「皆さん慌てずとも、先ずは抹茶パフェでも食べてから考えませんか」
妥協案を提案してきたけど…
「………」
まさかの…抹茶パフェ。
私もそうだが、二人も何て言っていいものか解らなかったのか、取り敢えずワタリの手が頭から除けられた。
その途端、ヤナセが立ち上がり
「琴海様…少々宜しいですか…」
「あ…はい…」
ジロッと睨むワタリをヘーゼルの瞳が無言で「黙ってろ」と言わんばかりに訴える。
「琴海様…奥に…」
「はい…」
ヤナセは店の構造も良く知っているのであろう…
マスターに一言告げて、カウンターの中に入って行く。
そこにビーフシチューを両手に持ったホズミが現れ
「ヤナセ、ビーフシチュー出来たわよ!」
「すぐ戻るから…置いておいてくれ…琴海様…こちらへ…」
「あら!チワワちゃんも?」
ホズミは、私たちの様子に不思議そうな顔をする。
「姉さん!直ぐに戻ります!一緒にスコーン作りましょう!」
「やぁ〜ん!ホズミ感激ぃ〜!」
そう言うとホズミは、瞳を潤ませたが…
た、多分…
直ぐに戻れたらいいなぁ…と…
希望的観測だったりもした。
「琴海様!」
見兼ねて、ヤナセが立ち上がると…
パシッ!
ここで扇子が音を鳴らした。
「えっ?」
「なんだ?」
「ハナブサ…?」
開いた扇子をゆったりと扇ぐハナブサ。
まるで平安時代の様な悠長な、幻覚が見えそうだ。
その上
「皆さん慌てずとも、先ずは抹茶パフェでも食べてから考えませんか」
妥協案を提案してきたけど…
「………」
まさかの…抹茶パフェ。
私もそうだが、二人も何て言っていいものか解らなかったのか、取り敢えずワタリの手が頭から除けられた。
その途端、ヤナセが立ち上がり
「琴海様…少々宜しいですか…」
「あ…はい…」
ジロッと睨むワタリをヘーゼルの瞳が無言で「黙ってろ」と言わんばかりに訴える。
「琴海様…奥に…」
「はい…」
ヤナセは店の構造も良く知っているのであろう…
マスターに一言告げて、カウンターの中に入って行く。
そこにビーフシチューを両手に持ったホズミが現れ
「ヤナセ、ビーフシチュー出来たわよ!」
「すぐ戻るから…置いておいてくれ…琴海様…こちらへ…」
「あら!チワワちゃんも?」
ホズミは、私たちの様子に不思議そうな顔をする。
「姉さん!直ぐに戻ります!一緒にスコーン作りましょう!」
「やぁ〜ん!ホズミ感激ぃ〜!」
そう言うとホズミは、瞳を潤ませたが…
た、多分…
直ぐに戻れたらいいなぁ…と…
希望的観測だったりもした。