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ラブカルチャースクール 2
第31章 Lesson お仕置き
『直す』か…
『外す』か…

正にDEAD or ALIVE…
ならぬ『DEAD & DEAD』だ。

「あ…あの…」

また前回のお手洗いの時みたいな事になるんだろうか?

二人っきりでいつまでも戻らなかったら、ワタリとかが呼びに来たりしないだろうか?

「ヤナセさんは…どうするんですか?」

半泣きで見上げると、ヤナセは微笑みを湛えたまま…

「私は……何もしませんよ…」

「何もって!そんなぁ〜!……ん?何もしない!?」

絶対何かされると思い込んでいた私は、変チクリンな事を言ってしまった。

「クスクス…琴海様…そんな怯えなくてもご安心下さい…今日はレッスンではございませんから…」

「そ、そうですか…」

流石にバイト中には、あの羞恥プレイはされないようだ。

思いっきり安心した様子に、ヤナセは股を押さえていた私の手を取って、自分の手を包み込む様に重ねてきた。

「ヤナセさん?」

「前回は…少々意地悪でしたか?」

そう言って少し憂いた表情が、異様に色っぽくて、魂が抜かれそうになる。

「あ…いえ……意地悪では…」

ちょっと…恥ずかしかったけど…
ヤナセは親切心でしてくれた訳だし…。

「ですが…琴海様…怯えてらっしゃるようなので…」

珍しくヤナセにしては寂しそうな瞳で、重ねた指の付け根を微かに撫でられる。

「あっ…」

綺麗な指先で摩られる度にくすぐったくて、肩を竦めて声を漏らしてしまった。  

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