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ラブカルチャースクール 2
第31章 Lesson お仕置き
「何をって…」

ホズミは眉間に、皺が寄りそうになるのを指で抑え

「ヤナセったら直ぐに戻るって言ってたのに〜チワワちゃんといつまでも内緒話して席に戻らないから、ビーフシチューが冷めちゃったのに、また温め直させたのよ〜!」

そう言って、また頬を膨らませて唇を尖らせたから

「ごめんなさい…」

俯いて謝ってしまった。

背の高いホズミは、私の顔を覗き込む様に屈み

「あら〜チワワちゃんは悪くないわよ〜!ヤナセにおいたされなかった?」

相変わらず艶々のお肌で、優しく笑ってくれた。

姉さんがこんな目にあってるのも、ヤナセがビーフシチューを温め直させたのも、元はと言えば私のせいな訳だけでして…

でも決して責めてきたりしないし、こうやって気に掛けてくれる。

ホズミは本当に優しい…。

それにしても四天王…
仲間に、とことん容赦ないな…。

「はい、大丈夫ですよ」

「本当〜?ヤナセ、ドSたから心配しちゃうわぁ〜」

「ふふふ…」

ヤナセは誰もが認める『ドS』なんだね!

心配させちゃったし、膣トレの事もあるしな…

ホズミには、簡単に経緯を話しておこうと

「姉さん…耳貸して下さい」

口元に手を添えて囁く。

「あら!チワワちゃん、内緒話しかしら〜右と左どっちがお好み?」

「…じゃあ…左で…」

「ウフフ〜はいっ!左耳ね〜」

姉さん…
ぶっちゃけ、どっちでもいいです。


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