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ラブカルチャースクール 2
第31章 Lesson お仕置き
「ヤナセさん!?」

なんでここに立ってるの?

やっぱり、トレーナーを抜きたかったのかしら?

あっ!
ヤナセもトイレに入りたかったんだ!

急いでトイレから飛び出して

「お待たせしました…どうぞ…」

お辞儀をしながらトイレを譲ると、ヤナセは一瞬目を見開き

「クス…いえ…私が入るのではなくて…先程ワタリに何か言われていた様でしたので…」

手を顎に当てて、笑を堪えながら説明してくれた。

「あ…」

本当に…
ヤナセは良く見ているなぁ…。

「すみません…はい、大丈夫です!」

不必要な事は言わないように、平静を装ったが

「そうですか…ワタリが少々殺気立っていた様でしたが…」

うぅっ…
私の股間までお見通しのヤナセに、やはり隠し事は出来ないのだと痛感する。

「私がまた…余計な事しようとして…ホズミが怒られちゃって…」

さっきのワタリの顔が目の前に浮かぶ。

ただ手伝おうとしたのに…

ちょっと悔しくて、目に涙が浮かびそうになると…

「琴海様…では今日だけお願いしていいですか?」

ヤナセもさっきのホズミがみたいに、私の顔を覗き込む様に膝を曲げて屈んできた。


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