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ラブカルチャースクール 2
第31章 Lesson お仕置き
チ〜ン!
第一弾のスコーンが焼けた。
たくさんスコーンを載せた鉄板は重いから、オーブンからはホズミが出してくれる。
お菓子作りって何気に力仕事だなって思う。
「ほら〜チワワちゃん!ホッカホッカで美味しそうに焼けたわよ〜!」
「本当だぁ〜!」
スコーンは綺麗に膨らんで、凄く美味しそうだ。
これをラブカルの講師陣が食べるんだ…
マサキやコウセイも…
ハヤトもナツも食べるんだよね。
まだ会った事もない講師も食べるのかと思うと、ドキドキワクワクしてきた。
「うふふ…チワワちゃん…一個味見しちゃいましょ〜」
そう言って姉さんは、焼きたてのスコーンを半分こにして渡してくれた。
「いいの?」
「作った者の特権よ〜いつも食べちゃうの…」
ホズミは、人差し指を立ててウインクする。
「へへ…嬉しい…」
「チワワちゃんには手伝って貰ってるんだもの〜これくらい気にしなくていいのよ〜」
「姉さん…有難う!」
ホズミは目を細めてニッコリ微笑む。
二人でホカホカのスコーンを頬張ると
「おいひぃ〜!」
「うふふ〜一緒に作って食べると、美味しさも倍増ね〜」
「うん!」
『お仕置き』の筈なのに、凄く楽しい。
やっぱり作った物を『美味しい』と言って貰えるって、凄く嬉しい事なんだと改めて実感してると…
「随分と、楽しそうだな…」
低くて鋭い声がキッチンに響き…
常春から極寒に、一気に突き落とされた気分になった。
第一弾のスコーンが焼けた。
たくさんスコーンを載せた鉄板は重いから、オーブンからはホズミが出してくれる。
お菓子作りって何気に力仕事だなって思う。
「ほら〜チワワちゃん!ホッカホッカで美味しそうに焼けたわよ〜!」
「本当だぁ〜!」
スコーンは綺麗に膨らんで、凄く美味しそうだ。
これをラブカルの講師陣が食べるんだ…
マサキやコウセイも…
ハヤトもナツも食べるんだよね。
まだ会った事もない講師も食べるのかと思うと、ドキドキワクワクしてきた。
「うふふ…チワワちゃん…一個味見しちゃいましょ〜」
そう言って姉さんは、焼きたてのスコーンを半分こにして渡してくれた。
「いいの?」
「作った者の特権よ〜いつも食べちゃうの…」
ホズミは、人差し指を立ててウインクする。
「へへ…嬉しい…」
「チワワちゃんには手伝って貰ってるんだもの〜これくらい気にしなくていいのよ〜」
「姉さん…有難う!」
ホズミは目を細めてニッコリ微笑む。
二人でホカホカのスコーンを頬張ると
「おいひぃ〜!」
「うふふ〜一緒に作って食べると、美味しさも倍増ね〜」
「うん!」
『お仕置き』の筈なのに、凄く楽しい。
やっぱり作った物を『美味しい』と言って貰えるって、凄く嬉しい事なんだと改めて実感してると…
「随分と、楽しそうだな…」
低くて鋭い声がキッチンに響き…
常春から極寒に、一気に突き落とされた気分になった。