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ラブカルチャースクール 2
第31章 Lesson お仕置き
抹茶パフェ食ってろだって!?

今までのパターン的に、これがワタリの気遣いなんだろうけど、他にもっと言いようがあるだろうに!

それにさっき散々邪魔されたから、悔しさもあって、素直に出て行く気になれなかった。

「いいです!私はこのまま手伝いますから、ワタリさんは私の分の抹茶パフェをどうぞ食べてて下さい!」

威圧的な眼光に負けじと精一杯睨み返し、作業台の前に脚を広げて踏ん張る。

「チワワちゃん…」

そんな私に姉さんは瞳を潤ませていたけど…

「邪魔だ!どけっ!」

「きゃんっ!」

再びワタリのアームキャッチャーが、左右から身体を掴み、軽々と持ち上げられて作業台の端に追いやられた。

「二人分も抹茶パフェ食えるか!」

更に細やかな抵抗に、しっかり言い返してきた。

「ちょっとぉ〜!ワタリったら、止めなさいよ〜!」

お姉言葉に戻ったホズミが、ワタリを制すが

「チビにした事の反省をチビと一緒にしてどうすんだ!」

逆に怒鳴られる。

「分かってるわよ〜!でもチワワちゃんの思いが嬉しいじゃないの〜!」

だけどホズミもこのまま引き下がらず、ワタリに言い返すと

「あぁぁ!?」

ドスッ!

恐ろしい程鋭い目付きで、型抜きがスコーン生地に刺しこまれた。

ひぃぃぃっ!
流石、四天王!
バトルも迫力が違う!

きっと二人とも引かないだろう…

この後の展開が、想像を絶してしまう。  

ここは自分が大人しく引くしかないと悟った。

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