この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ラブカルチャースクール 2
第31章 Lesson お仕置き
「あ…有難う…ございます…」

ちょとお素直に、喜べない感があるんですけど…

拒絶できない雰囲気に、取り敢えず素直に椅子に座る。

目の前に再び二人が並んで座り

「スクール講師のスコーンのために…琴海様のお手を煩わせてしまい…恐縮です…ここからは、ゆっくりとお寛ぎ頂けたらと思います…」

そう言って、ヤナセは美しい微笑みを湛えた。

「え…?ゆっくり寛ぐって…私仕事中ですし」

なんとなく…
また何かが起きそうな気がする…。

その予感は今までの経験からして、強ちハズしてない自信があった。

「それはご安心下さい…後は我々が『スクール責任』として、琴海様の代行をさせて頂きます…」

ヤナセが言い終わるや、ハナブサが立ち上がった。

「ハナブサさん?」

バサッ!

勢い良く広げた扇子で、ハナブサは顔を半分覆い

「ホールの方は、お任せあれ」

「は…い…」

うっかり答えると、眼鏡越しに切れ長の瞳が笑みを浮かべ…

バサッ!

顔を覆っていた扇子を少し下に下げられ、ハナブサの指の上でクルリと回転して、伸ばした腕と共に前に突き出された。

「へ?」

ポポポポポポンッ!

鼓の音が、幻聴で聴こえてきそうになる。

差し出された扇子は横向きのまま、ゆっくりとカウンターの方に向きを変え、ハナブサは舞踊でも舞うかの様に進んで行った。
 
/2183ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ