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ラブカルチャースクール 2
第31章 Lesson お仕置き
「あ…有難う…ございます…」
ちょとお素直に、喜べない感があるんですけど…
拒絶できない雰囲気に、取り敢えず素直に椅子に座る。
目の前に再び二人が並んで座り
「スクール講師のスコーンのために…琴海様のお手を煩わせてしまい…恐縮です…ここからは、ゆっくりとお寛ぎ頂けたらと思います…」
そう言って、ヤナセは美しい微笑みを湛えた。
「え…?ゆっくり寛ぐって…私仕事中ですし」
なんとなく…
また何かが起きそうな気がする…。
その予感は今までの経験からして、強ちハズしてない自信があった。
「それはご安心下さい…後は我々が『スクール責任』として、琴海様の代行をさせて頂きます…」
ヤナセが言い終わるや、ハナブサが立ち上がった。
「ハナブサさん?」
バサッ!
勢い良く広げた扇子で、ハナブサは顔を半分覆い
「ホールの方は、お任せあれ」
「は…い…」
うっかり答えると、眼鏡越しに切れ長の瞳が笑みを浮かべ…
バサッ!
顔を覆っていた扇子を少し下に下げられ、ハナブサの指の上でクルリと回転して、伸ばした腕と共に前に突き出された。
「へ?」
ポポポポポポンッ!
鼓の音が、幻聴で聴こえてきそうになる。
差し出された扇子は横向きのまま、ゆっくりとカウンターの方に向きを変え、ハナブサは舞踊でも舞うかの様に進んで行った。
ちょとお素直に、喜べない感があるんですけど…
拒絶できない雰囲気に、取り敢えず素直に椅子に座る。
目の前に再び二人が並んで座り
「スクール講師のスコーンのために…琴海様のお手を煩わせてしまい…恐縮です…ここからは、ゆっくりとお寛ぎ頂けたらと思います…」
そう言って、ヤナセは美しい微笑みを湛えた。
「え…?ゆっくり寛ぐって…私仕事中ですし」
なんとなく…
また何かが起きそうな気がする…。
その予感は今までの経験からして、強ちハズしてない自信があった。
「それはご安心下さい…後は我々が『スクール責任』として、琴海様の代行をさせて頂きます…」
ヤナセが言い終わるや、ハナブサが立ち上がった。
「ハナブサさん?」
バサッ!
勢い良く広げた扇子で、ハナブサは顔を半分覆い
「ホールの方は、お任せあれ」
「は…い…」
うっかり答えると、眼鏡越しに切れ長の瞳が笑みを浮かべ…
バサッ!
顔を覆っていた扇子を少し下に下げられ、ハナブサの指の上でクルリと回転して、伸ばした腕と共に前に突き出された。
「へ?」
ポポポポポポンッ!
鼓の音が、幻聴で聴こえてきそうになる。
差し出された扇子は横向きのまま、ゆっくりとカウンターの方に向きを変え、ハナブサは舞踊でも舞うかの様に進んで行った。