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ラブカルチャースクール 2
第31章 Lesson お仕置き
若干自棄になりつつ…

「分かりました…お願いします…」

項垂れる様に頭をさげると

「畏まりました…琴海様…一つお伺いしたいんですが…」

ドックン!

このタイミングで、また質問なんて…
凄く重要な事かもしれない…。

「はい…なんでしょうか?」

ヤナセは妙に色っぽい視線で、真っ直ぐと向けてきて

「栗…今食べますか?後にしますか?」

甘露煮で艶やかに光る栗を指差して聞いてきた。

「く…り…?」

「はい…食べるタイミングに拘る方もいらっしゃるかと…」

流石気遣いヤナセ!
そんな細かい所まで気にしてくれたが…
正直にいつでもいいです…。

「お任せします…」

「畏まりました…では満腹感が出る前に…味わって頂きたいと思います…」

「分かりました…」

あぁ…そこまで気を回してくれているんだ〜。

思わず感心しながら、ヤナセのスプーン裁きに見入ってしまう。

バランス良くスプーンに具を掬い、最後に栗が載せられて…

「琴海様…あぁ〜ん…」

「あぁぁぁ〜ん」

またしても『あ〜ん』と言うヤナセに、恥ずかしくなりつつも、すっかり釣られてしまっていた。 

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