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ラブカルチャースクール 2
第31章 Lesson お仕置き
「あ…あの…私、大丈夫ですので…ヤナセさんがさっき確認してくれましたし」
せめて腕くらい離して欲しいと思ったが、ジロッと一瞥され
「チビの大丈夫は、大丈夫じゃない事が多いだろ」
「うっ!」
一刀両断されると、ホズミの手伝いをしていたから、腕時計を外して秒針を見れずにいると
「どう?早いだろ…」
ヤナセがワタリに見易い様に、袖を捲って時計を見せた。
ワタリは時計を凝視しながら、脈を測るのにしばらく黙る。
ドックン!ドックン!ドックン!
ワタリの触れる指先の部分から、自分の早まる脈動が感じ取れた。
「あぁ…えらく早いな…」
「貧血は大丈夫そうだけど…また過呼吸になると心配だし…」
「そうだな…おいチビ、もう仕事上がれ!」
「なっ!?」
ちょっと!ちょっと〜!
誰のせいで脈拍が早まったり、過呼吸になったりしてると思ってるのよ〜!
挙げ句、仕事上がれですって!
「勝手に決めないで下さい!」
いくら四天王でも、やり過ぎよ!
頭にきてワタリに言い返すと
「たく…頑固だな…」
ギリッと苦虫を噛み潰した様に歯軋りをさせ…
ガシッと、また顔を挟まれ凄い勢いで、ワタリの額が頭上に落とされる。
「きゃ!」
今度こそ、頭突きだ!
…と思ったら
ピタ…おでこがくっ付き
「熱は…ないな…」
「っ…!!」
熱の確認ならせめて、手を当ててよ〜!
本当に眩暈がしそうで目を細めると…
ワタリの真剣な顔がボヤけていった…。
せめて腕くらい離して欲しいと思ったが、ジロッと一瞥され
「チビの大丈夫は、大丈夫じゃない事が多いだろ」
「うっ!」
一刀両断されると、ホズミの手伝いをしていたから、腕時計を外して秒針を見れずにいると
「どう?早いだろ…」
ヤナセがワタリに見易い様に、袖を捲って時計を見せた。
ワタリは時計を凝視しながら、脈を測るのにしばらく黙る。
ドックン!ドックン!ドックン!
ワタリの触れる指先の部分から、自分の早まる脈動が感じ取れた。
「あぁ…えらく早いな…」
「貧血は大丈夫そうだけど…また過呼吸になると心配だし…」
「そうだな…おいチビ、もう仕事上がれ!」
「なっ!?」
ちょっと!ちょっと〜!
誰のせいで脈拍が早まったり、過呼吸になったりしてると思ってるのよ〜!
挙げ句、仕事上がれですって!
「勝手に決めないで下さい!」
いくら四天王でも、やり過ぎよ!
頭にきてワタリに言い返すと
「たく…頑固だな…」
ギリッと苦虫を噛み潰した様に歯軋りをさせ…
ガシッと、また顔を挟まれ凄い勢いで、ワタリの額が頭上に落とされる。
「きゃ!」
今度こそ、頭突きだ!
…と思ったら
ピタ…おでこがくっ付き
「熱は…ないな…」
「っ…!!」
熱の確認ならせめて、手を当ててよ〜!
本当に眩暈がしそうで目を細めると…
ワタリの真剣な顔がボヤけていった…。