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ラブカルチャースクール 2
第31章 Lesson お仕置き
あれ…でも…
「ヤナセさん…実際自分が生徒を受け持つとなったら、女性が相手ですよね?」
「はい…スクールに通ってくるのは、女性の方のみです…」
「でも…研修は、男性講師の相手をするのは…」
その問い掛けにヤナセは小さく息を吐き、長い脚を組んで膝に重ね合わせた手を置き…
「女性講師の役目の一つとして…男性講師の研修の相手をして頂くことが…必須となっております…」
トクン…トクン…
さっきまで耳の奥に心臓があるみたいに、激しく鳴っていた脈が、潮が引いていく様に穏やかになっていく…。
「そうですか…」
ヤナセの言葉に、特に驚きも衝撃もなかった。
きっと頭のどこかで、『ラブカル』だからこそ有り得るレッスンだと、覚悟をしていたのかもしれない。
「多分…琴海様なら察してらっしゃるかと思いますが…マスターレッスン以上に、色んな講師とランダムにお相手して頂く事になるかと…」
「はい…」
私の表情や様子を確認しながら、ヤナセはゆっくりと説明を続けていく。
「基本的多いのは…新人の男性講師です…後は敢えて研修が必要な講師や…時にはベテラン講師の昇進試験やレッスン確認の要請など…様々な事に対応して頂きます…」
「ベテラン講師の昇進試験?」
「はい…生徒相手なら余裕は出せても…講師同士なら…厳しい判断が出来るので…」
ヤナセは話しながら穏やかに微笑んでいるが、どことなく悲しそうにも見えてしまった。
「ヤナセさん…実際自分が生徒を受け持つとなったら、女性が相手ですよね?」
「はい…スクールに通ってくるのは、女性の方のみです…」
「でも…研修は、男性講師の相手をするのは…」
その問い掛けにヤナセは小さく息を吐き、長い脚を組んで膝に重ね合わせた手を置き…
「女性講師の役目の一つとして…男性講師の研修の相手をして頂くことが…必須となっております…」
トクン…トクン…
さっきまで耳の奥に心臓があるみたいに、激しく鳴っていた脈が、潮が引いていく様に穏やかになっていく…。
「そうですか…」
ヤナセの言葉に、特に驚きも衝撃もなかった。
きっと頭のどこかで、『ラブカル』だからこそ有り得るレッスンだと、覚悟をしていたのかもしれない。
「多分…琴海様なら察してらっしゃるかと思いますが…マスターレッスン以上に、色んな講師とランダムにお相手して頂く事になるかと…」
「はい…」
私の表情や様子を確認しながら、ヤナセはゆっくりと説明を続けていく。
「基本的多いのは…新人の男性講師です…後は敢えて研修が必要な講師や…時にはベテラン講師の昇進試験やレッスン確認の要請など…様々な事に対応して頂きます…」
「ベテラン講師の昇進試験?」
「はい…生徒相手なら余裕は出せても…講師同士なら…厳しい判断が出来るので…」
ヤナセは話しながら穏やかに微笑んでいるが、どことなく悲しそうにも見えてしまった。