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ラブカルチャースクール 2
第31章 Lesson お仕置き
視線の先に誰を見ているか、ヤナセは知ってかどうか…
「そうですか…元より覚悟が出来ていたなんて…流石琴海様ですね…」
ヤナセのその言葉に、褒められたんだと思って、ちょっと嬉しくなると…
「すみません…琴海様が女性として…他に幸せになれる道もあったと思います…」
そう言ったヤナセはへーゼルの瞳に憂いを湛え、揃えた指の背で私の頬に軽く触れた。
ドックン…
『他に幸せになれる道』
「ヤナセさん…それは…」
ヤナセの行動には全て、意味があって…
完璧と言っていい程、間違いがなくて…
だからヤナセの一言は、凄く私を左右する。
頬に指が触れたまま見詰め合う時間が、妙に長く感じた。
ヤナセは目を少し伏せ
「琴海様…また詳しくは、卒業の結果が出た時にお話し致します…」
「はい…」
卒業の結果か…
取り敢えず今時点は、私の覚悟を知りたかったのだろうか?
「次にお話ししておきたい事は…私が以前スクールの全体ミーティングで提案した…『掟』改正案です…」
キタッ!
不道徳だと分かっていても、やはり一番気になってしまう。
「は…い…」
ヤナセの指は頬からゆっくりと離れ、再度脚の上で組み直される。
「結論から申しますと…講師も条件付きで、結婚を出来る事を提案しました…」
「へ…条件付きで…け…」
結っこぉぉぉぉぉぉぉんっ!!!!
「はい…」
余りの衝撃に固まっている私に、ヤナセは恐ろしく妖艶に微笑んだ。
「そうですか…元より覚悟が出来ていたなんて…流石琴海様ですね…」
ヤナセのその言葉に、褒められたんだと思って、ちょっと嬉しくなると…
「すみません…琴海様が女性として…他に幸せになれる道もあったと思います…」
そう言ったヤナセはへーゼルの瞳に憂いを湛え、揃えた指の背で私の頬に軽く触れた。
ドックン…
『他に幸せになれる道』
「ヤナセさん…それは…」
ヤナセの行動には全て、意味があって…
完璧と言っていい程、間違いがなくて…
だからヤナセの一言は、凄く私を左右する。
頬に指が触れたまま見詰め合う時間が、妙に長く感じた。
ヤナセは目を少し伏せ
「琴海様…また詳しくは、卒業の結果が出た時にお話し致します…」
「はい…」
卒業の結果か…
取り敢えず今時点は、私の覚悟を知りたかったのだろうか?
「次にお話ししておきたい事は…私が以前スクールの全体ミーティングで提案した…『掟』改正案です…」
キタッ!
不道徳だと分かっていても、やはり一番気になってしまう。
「は…い…」
ヤナセの指は頬からゆっくりと離れ、再度脚の上で組み直される。
「結論から申しますと…講師も条件付きで、結婚を出来る事を提案しました…」
「へ…条件付きで…け…」
結っこぉぉぉぉぉぉぉんっ!!!!
「はい…」
余りの衝撃に固まっている私に、ヤナセは恐ろしく妖艶に微笑んだ。